東方見雲録

東方見雲録

2026.08.20
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カテゴリ: 政経


関連サイト:篠山輝信さん、不透明な契約慣行を変えるため法廷へ こちら
事務所との蜜月関係に転機が訪れたのは23年秋だった。消費税の税額を細かく示すインボイス(適格請求書)制度が始まったのを機に、事務所側に出演料を確認してみた。すると、全てのタレントに、出演料にかかる消費税相当額を支払っていないと明かされた。理由は、税務の煩雑さを避けるためだった。

 篠山さんは、事務所と専属契約を結び、出演料の総額の60%を受け取ることになっていた。消費税相当額に関する記載はなく、事務所が受け取っていた。篠山さんは自分で消費税を納めていて、その分、手取りが減っていたことになる。

 脳裏に浮かんだのは、仲間たちのことだった。その多くはアルバイト暮らしで、夢半ばで去っていく人は数知れない。先輩の女性は子役から培った演技力がピカイチで、歌も踊りも抜群だった。「食べていけないよね」と言い残し、数年前に芸能界を去った。

 不透明な支払いに、タレントたちの立場の弱さ。自分の事務所だけではなく、芸能界の構造的な問題ではないか。そうであれば、世に訴え、変えたい――。事務所への恩義と愛着を断ち、24年11月に提訴した。





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Last updated  2026.08.20 07:00:05コメント(0) | コメントを書く


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