東方見雲録

東方見雲録

2026.09.05
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カテゴリ: 郷土







※掲載作品はすべて、 紙・型染め版画 鳥取県立博物館蔵

鳥取市出身で、吉田璋也や柳宗悦の影響のもと民藝運動に関わり、染色作品の制作と世界の染織文化の研究に両輪で取り組んだ岡村吉右衛門(おかむら・きちえもん 1916-2002年)の型染め版画を紹介します。
まず布染めの作家として活動をスタートさせた岡村は、その後に布染めの技法の一つである型染めを紙に適用した型染め版画を制作、後期にはそちらの比重が大きくなりました。

主なシリーズとして、長く作り続けられた「絵文字シリーズ」や、ライフワークともいえる「蝦夷絵シリーズ」があり、それらを中心に展示します。
引用サイト: こちら



日本海新聞 0903

関連サイト:はじめての型染め こちら

関連サイト:型絵染  制作工程の例   こちら
1.下図


 2.型彫り
柿渋で防水加工した和紙に下図をトレースし、糊で防染したい部分を切落として型紙を完成させる。切り落とすと元に戻せないためやり直しがきかないので注意が必要。

 3.糊置き
布地や和紙などの素材を板にとめ、その上に型紙を置く。切り抜いた部分に防染糊を型紙全体に均一に置いていく。糊が型紙どおりに生地に残るよう、ゆっくり型を生地からはずしていく。

 4.ツリ消し
元の図案に合わせるために、下図で加えた型紙の形を繋げるツリを消すよう、ツリの部分にも糊を塗っていく。

 5.地入れ
糊が適度に乾かないと染め作業ができないが、乾燥しすぎるとひび割れるため、染め上がるまで常に湿度管理が必要になる。染めムラをや滲みを防ぐため、また糊と素材との定着を良くするために、乾燥状態を見ながら豆汁(ごじる=大豆のしぼり汁)を塗布して乾燥するまで待つ地入れ(じいれ)という作業を行う。

 6.染色
染料を刷毛で染め重ねていく。水溶性で拡散しやすい染料を防染糊のきわで堰き止めることで、独特のシャープな線とやわらかな色合いの色面が生まれ、型染独自の表現が生まれる。

 7.蒸し


 8. 水元
役目を終えた防染糊は、水の中で柔らかくして流水で取り除く。糊が置かれていた形は染まらず、染色された絵柄が明確に浮かびあがり、初めて作品の全貌と対面できる。

関連サイト:型染版画家田中清 こちら

関連サイト:芹沢銈介 型絵染作品 こちら

関連サイト:吉田璋也のデザイン 新作民藝運動がめざした未来   こちら












関連日記:2023.07.09の日記 こちら





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Last updated  2026.09.05 13:50:10
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