
台湾でもっとも感動したことの1つは、人々の「食」に対する素直な欲求と、
それを貪欲に追い求めた結果、生まれた豊かな食文化です。
ガイドブックには、
「台湾の人々は朝、昼、晩と3食しっかり食べるが、これに加えて夜食を食べることも多い。そのため夜市をはじめ、深夜まで営業している飲食店が数多く存在する」
とあります。
そうなんです、どこへ行っても台湾の人々が「食べる」姿を始終、目にしました!
もう本当によく食べる、食べる。気持ちいいくらい。
そうした食に対する気持ちいい欲求をよく示しているのが、そこらじゅうにある市場です。
2日目の朝に、迪化街(てきかがい・ティーホワチエ)という街に行ってみたのですが、
そこでも大きな市場に出会いました。
市場のまあ、にぎやかなこと~。ここは、観光客はどうも少ないようでした。

魚介、肉、野菜、果物、乾物、なんでもそろいます。
とくに肉系はすごい!
鶏肉も豚肉も1頭まるまる、無駄なく、全部の部位が食べられるようです。
臓物もきれいにさばかれて店頭に並んでおりました。


迪化街というところは、近くにある淡水河という運河を走る貨物船の
積み出しの倉庫街として発展した町とのこと。
古い町並みですが、ずらーーーーっと並んでいるのは、漢方薬や乾物の問屋さんなのです。


あと、カラスミ屋さんもたくさん見かけました。
ここだけでなく、台北市内のいろんなところで見かけたので、
あとでガイドブックを見てみたら、カラスミは台湾の名物であることを知りました。
ほとんどが南部の高雄(カオシャン)で生産されているらしいです。
ここでは何も買いませんでしたが、見ているだけで楽しかったです。
そのあと、すぐ近くの運河沿いでのんびりしました。
公園では、おばさま、おじさまたちが太極拳の練習中。


そのすぐそばでは、青空カラオケにて、おじさまが「涙そうそう」を熱唱しておりました。
下手だった・・・(爆)
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