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2005.05.18
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カテゴリ: 発想の小転換
 こにゃちわ、かもしだ(元バカキム)です。

 うちでは、ジャックの娘のキンバリーを愛を込めて「バカキム」と呼んでいます。だってほんとにバカなんだもん。

 は、ともかく。

 A県に来年の9月頃開館予定の県立美術館の工事現場に潜入してきました。いや、別に行きたくて行ったわけではないんですが、仕事の関係でなんとなく行ってきてしまいました。

 地下2階から潜入すると、高さ16mの土の壁と白い壁で構成された巨大な展示室や吹き抜けがあり、さらに、シャガールのアレコの舞台背景画4枚のうち3枚を展示するため、その展示スペースが劇場一個まるまる入る大きさでした。

 なんかもう、ここがあの貧乏なA県なのだろうか、ほんとにこんな巨大な建物建ててダイジョブなのかA県、と、とんでもない借金をして大きなプラズマテレビ買った新入社員になった気分で、溶接の火花があちこちに見える、蛍光灯で暗く照らされた館内をさまよいました。

 案内や仕事の説明をしてくださった準備室の学芸員の方々は、各県で美術館を立ち上げてきたプロ集団で、A県に腰を据えて早10年になろうとしている方々でした。

 一つの仕事に10年かかり切りになり、その完成が間近に迫っているということはどんな感じなのだろうな、とか思いつつ、せめて一人くらいはA県出身の学芸員がこの美術館の立ち上げに関わっていて欲しかったな、としみじみ思ったりして。

 現場の雰囲気は、とび職の勢いが感じられるものでした。「林に囲まれた静かな美術館」を工期に間に合わせるべく、突貫工事で作っているのが、無精ヒゲに茶髪の若いとびの人たちです。後々語ることのできる仕事ができてよかったっすね、みなさん。



 H市にできた武道館も全国に自慢できる施設だったけど、この美術館も文句なく自慢できますがな。後はソフトだな。何が展示されるか、だよな。

 ううむ、運営の金が底をついているらしいので、企画展は金かけられんし、作品借りて来るにも、金がない。

 ううむ、実のところ、頼まれた仕事は小学校や中学校・高校の先生とともに、もと教員の経験を生かし「こども美術館」、つまり児童生徒が美術館にリピートするプログラム開発の構築をすることなんだが、ゼロからのスタートなので、面白くもあり、難しくもある。

 本業が美術から遠ざかっているので、こういうボランティア、つーか強制仕事は、返ってありがたいくらい、美術魂を蘇らせてくれる気がする。って、今は気がする、だけなんで、これからどうなるかは、海のものとも、山のものとも見当がつかぢインどらんくどらごん。

 失敗でけへんがな、ぎゅぎゅん。





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最終更新日  2005.05.18 23:01:03
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