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2010.06.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類







 特に、07年の安倍首相の退陣以降、首相経験者を祖父や父に持つ首相が毎年誕生し、1年程度で退陣する状態が続いているだけに、「非世襲」の菅新首相が粘り強さを発揮し、安定政権を築けるかどうかが注目される。



 「世襲の中の世襲」とも言える安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫の過去4代の首相に比べ、サラリーマン家庭に育った菅氏の出自は、国民には身近な存在に映る。菅氏自身、政界入りを志してからも、3回の国政選の落選を経験した苦労人だ。女性の地位向上に尽くした市川房枝参院議員の選挙事務長を務め、1980年に市民運動家から衆院議員に転じた。



 民主党内で見ても、鳩山首相や小沢幹事長のような世襲議員でも、岡田外相のような官僚出身でも、輿石東参院議員会長のような労組出身でもない「変わり種」だ。「徒手空拳ではい上がったたたき上げ政治家として、世襲の『お坊ちゃま首相』とは違う、たくましさを見せてほしい」(中堅)と期待する声がある。



 初当選の直後、「市民ゲリラ国会に挑む」(読売新聞社)という本を出版。その中で、「バンザイとダルマの目玉入れは市民的ではない」として「拍手とVサインと胴上げ」に替えたことや、今も呼ばれている「イラ菅」というあだ名を早くも選挙の運動員からつけられていたことなどを紹介している。



 民主党で何度か代表を務めるうちに状況に応じた変わり身の早さを身に着け、「イラ菅」だけでなく、巧みな政界遊泳術を持つ「バルカン政治家」になぞらえて「バル菅」とも呼ばれるようになった菅氏。夫人の伸子さん(64)は「することはきっちりやってくれる人。いざという時に頼りになる人」と夫を評するが、首相としては果たして――。

※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または読売新聞に帰属します。







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最終更新日  2010.06.05 12:32:41
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