
【写真で見る】 審判に抗議するダルと梨田監督
西武・中村の打球が、左翼ポールのはるか上を越えてスタンドに吸い込まれる。津川三塁塁審は右手で本塁打のジェスチャー。この判定に打たれたダルビッシュが激怒した。
「ファウルでしょう!!」。いつもはクールな男が両手を大きく広げ、珍しくマウンドを降りてまで塁審に詰め寄ろうとした。その瞬間、たまらず一塁ベンチ から梨田監督が飛び出した。エースに代わって猛抗議。身ぶり手ぶりを交えてファウルだと2分以上も抗議したが、判定が覆るはずもなかった。
ダルビッシュが本塁打を浴びたのは、4月17日の西武戦(西武ドーム)で三回にボカチカに打たれて以来、94イニングぶり。四回の2失点目も中村に中前打で好機を演出され、石井義に痛恨の適時打を許した。
3連敗で迎えた西武との第2ラウンド。西口に四回まで2安打無得点に抑えられたが、2点を追う五回一死から金子誠が左中間席に7号ソロ。この一発で反撃ムードが高まり、六回にはスレッジの右越え11号2ランで逆転に成功し、流れを引き寄せたかにみえた。
しかし、ダルビッシュは七回にも上本に被弾し逆転され、昨年5月7日の西武戦(西武ドーム)以来の1試合2本塁打を許した。鬼門の球場で、エースが苦々しく表情をゆがめた。
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