より説得力のあるプレゼンテーションをしたい──それを実現する手段が「動画活用」だ。本特集では、手持ちのデジタルカメラとソフトを使って、動画付きのプレゼン資料を作成する方法やポイントを紹介しよう。
ビジネスの現場では、企画提案や報告など、さまざまな場面でプレゼンテーションを行う機会がある。より説得力のあるプレゼンをしたい人は多いだろう。
説得力を大きく左右するのが、プレゼン資料の出来栄えだ。プレゼン資料の中身は一般的に、文字や図、写真、イラストといった静的なコンテンツがほとんどである。
そこで有効活用したいのが動画だ。プレゼン資料に動画という動的なコンテンツを用いれば、静的なコンテンツだけでは十分に伝えられなかった内容が伝えられると同時に、アピール度も高まり印象に残りやすくなる。プレゼンの説得力が大幅にアップすること間違いなしだ。
動 画プレゼン資料の作成には高価な機材が必要と誤解しがちだが、実は新たな投資は不要。手持ちのデジタルカメラとWindows付属の動画編集ソフト 「Windowsムービーメーカー」さえあればOKだ。デジカメは最近の機種なら、動画が撮影できる製品がほとんど。音声も内蔵マイクで録れる。
デジカメで撮影した動画をパソコンに取り込み、Windowsムービーメーカーで加工。PowerPointのスライドに埋め込めば、スライドショーにて動画を再生できる。
動画プレゼン資料の作成にはそれほど難しい操作は必要ないので、この機会にぜひマスターしよう。
動 画の撮影には、市販のデジタルカメラを使う。最新機種や上位モデルでなくとも、近年の製品なら大抵は音声付きの動画撮影が可能だ。動画撮影の際 にズームを使える製品だとなお使い勝手がいい。動画の加工には、Windowsに標準で付属するソフト「Windowsムービーメーカー」を利用。プレゼ ンソフトは定番であるマイクロソフトの「PowerPoint」を使う。
最近はプレゼンの際、資料を紙に印刷して配布するだけではなく、プロジェクターを利用して大きく投影するケースが増えている。つまり、動画プレゼンの威力を発揮できる場が増えているわけだ。
動画プレゼンは具体的にどのような用途や場面で利用すれば、効果が得られるのか。ここではその代表例として、次のの4種類のパターンを紹介しよう。
まずはマーケティングでの活用である。例えば、飲料メーカーが街頭にて新製品の試飲を実施して感想を聞き、その代表的なサンプルを会議で紹介するケースだ。プレゼンで使うのが紙の資料だけだと、協力者の顔写真と文字によるコメントのみになってしまう。
動 画を利用すれば、試飲から感想まで協力者の様子をありのままに伝えられる。声のトーンや表情の変化などから、言葉以上に新商品への印象がくみ取れる。 しかも、動画全体に流れる街並みやざわめきが、「市場の生の声」という性質の強調につながり、コメントの信頼性もより高められるだろう。
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