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2009.12.15
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カテゴリ: パソコン講座

大容量データの転送に威力を発揮

 パソコンと周辺機器をつなぐインターフェースとして、最も広く利用されているUSB2.0。その後継として熱い視線を集める「USB3.0」が、いよいよ実用段階に入ってきた。

 対応製品第1号は、この11月にバッファローが発売した外付けハードディスク「HD-HU3」シリーズ。容量は1テラバイト、1.5テラ、2テラの3種類だ。

 USB3.0の最大の特徴は、転送速度の速さだ。最高転送速度は毎秒5ギガビット(Gbps)で、現行のUSB2.0の10倍以上もある。

 もう1つの特徴は、従来のUSB機器との互換性が保たれていること。USB3.0の端子には、3.0用と2.0用の2つの信号線が組み込まれてい る。このため、USB2.0の端子に、USB3.0機器を挿入した場合でも、これまで通り使える。ただし、その場合は2.0の速度しか出ない(図1)。

図1 USBが登場した当初の転送速度は12Mbpsだった。3.0は2.0の10倍以上の5Gbpsだ。高画質の動画ファイルなど、大容量データの転送に威力を発揮する。3.0は2.0用の信号線も備えているので、互換性がある

 実際に、USB3.0接続のHD-HU3シリーズのデータ転送速度を計ってみた。従来の2.0機との差は歴然。10ギガのファイルの転送にかかっ た時間は、約半分に短縮された(図2)。HDDの場合、ディスクの回転数などが関係するため、USB3.0になったからといって、単純に転送速度が10倍 になるわけではないが、動画データなど、大容量データを頻繁に扱うユーザーには、かなり魅力的な製品だ。

図 2 バッファローから、USB3.0用外付けHDDが発売された。写真のHD-H1.0TU3は、容量が1TBのモデル。これを利用するには、同時発売の 増設ボードをパソコンのPCI Expressバスに取り付ける必要がある。10ギガの動画ファイルの転送時間を計測したところ、3.0では従来の約半分の時間ですんだ

 現在、USB3.0ポートを標準で備えるパソコンは発売されていないため、USB3.0機器を利用するには、専用の増設ボードをパソコンに取り付ける必要がある。このため、USB3.0の周辺機器を買えば、すぐに使えるというわけではない。

 USB3.0標準搭載のパソコンが市場に出回るのは、おそらく2010年後半以降になるだろう。バッファローでは、今後「ブルーレイディスク・ドライブなど、USB3.0対応機器を増やしていきたい」としている。

 対応機器のラインアップ拡充と、USB3.0標準搭載のパソコンが広まれば、USBの主流が、3.0に切り替わることは間違いない。






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最終更新日  2009.12.15 04:33:51 コメントを書く
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