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2004年06月11日
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■コミュニケーション重視の部屋づくりを
『とにかく個室を』とご希望されて設計士や建築家は、子供部屋、主寝室などプライバシー重視の家づくりを行ってきました。『狭くても構いませんから』自分だけのスペースがある家が作られました。ところがどうでしょう。結果は、少し大きくなれば親の顔も見ず2階に上がっていく子供達、子供の顔を見ることのない親たちの生活で、家族のコミュニケーションもなく、団欒のない冷えた家庭による弊害で、日本の家庭は崩壊してしまったともいわれています。それだけの理由ではないでしょうが、「キレル」子供達、「家にこもる」子供達が社会問題にまでなっています。社会は、家族という一番小さなグループが集まって構成されるにもかかわらず、その家族、家庭での崩壊は社会の崩壊を意味します。やはり家族同士が、明るく、笑い、会話を楽しむ、つまりコミュニケーション重視の家づくりを目指すべきなのです。
それではどのようにリフォームすればいいのでしょう。
やはりLDKをワンスペースに、そして、階段をリビングからというのがいいでしょう。「いまさら階段を」といわれますが、一番重要な問題なのです。会話をしなくても家族の顔がいつも見ることのできるパブリックスペース(リビング・ダイニングなど)からの階段なら顔を見ずに二階へ上がるということがないからです。どうせリフォームされるのなら、家族全員が自然と顔を合わせ、お互いを肌で感じることが出来るように、LDKをワンルームにとお考えなら是非ともおすすめしたいのが階段リフォームです。家族が孤立した状態になるのだけは避けたいものです。
少し前までは、『茶の間』がありました。その機能は、食事をし、語らい、親に叱られ、又団欒し、ラジオ・テレビを見、ふとんを敷けば寝室にも、子供の勉強部屋にもなりました。又、近所の方が来られたら応接室にもなったのが『茶の間』です。
これが『コミュニケーション』重視の部屋作りの考えです。
といっても、現在はプライバシ-が保たれなければなりませんから動線が重要になります。家族皆が使う洗面、便所、浴室などの水周りや、庭、ベランダなどへのスペースに行くまでの、廊下や階段が行き来しやすくするのがポイントでしょう。
女のお子様がいらっしゃるお家では、お子様が大きくなられると(構わないわと言った我が娘のような女の子も・・・)リビング・
ダイニングから浴室や脱衣場とかお便所にというわけにもいきませんから動線が長くなってもコミュニケーションがとれる間取りにしなければならないので、家族で十分話し合っていただいてリフォームすべきでしょう。






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最終更新日  2004年06月11日 09時47分34秒
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