展示目録を見ると、なんと「Woman and child、Robert Burns」という題名がある。バーンズは多才だと聞いてはいたが、展覧会に出るような絵も描いていたのか、と驚いて探してみるけどなかなか見つからない。出口近くでようやく見つけた。最後の絵だ。興奮状態で見つめるが、あれ?その絵の上品な雰囲気は、ウィスキー詩人バーンズのイメージとかけ離れている。解説をよーく見てみたら、20世紀初期の作品だった。なーんだ、同姓同名の別人か。確かにロバート・バーンズなんて名前の人は、スコットランドにはたくさんいそう。鈴木君とか佐藤さんとかと同じなのね。バーンズも元々は普通の飲んべえあんちゃんだったんだよね、きっと。彼のおかげで、毎年1日よけいに正々堂々ウィスキーが飲める(いつも飲んでるじゃないか、と言われればそれまでだが)。ありがとう。