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渋滞をものともせず、山形のいなかへ帰省してきました。まず、実家の前に広がる風景です。

今でこそ、そばの道路は舗装されて車がびゅんびゅん通りますが、ここに引っ越した30数年前は、草の生えた農道しかなく、冬は除雪車も入れず、2m近い雪の中を腰まで埋まりながら命がけで学校へ通ったこともありました。そんなイナカです。
ベランダの柵に絡みついた葡萄の木。

キャンベルという品種で、すでに30年以上たった老木です。もう数週間して真っ黒になれば、窓から手を出しプチッとつまみ食いできます。無農薬のビオディナミですから。ただ、めちゃめちゃ酸っぱくて一粒に種が5-6個入ってます。
下は、いわゆるおふくろの味、『からかい』です。

ご存知ない方も多いと思いますが、本体はエイです。棒ダラのようなものですが、うちの地方ではこっちの方が高級です。安いカラカイはアンモニア臭が強いのですが、良質のものはかすかなアンモニア臭が逆に良い風味となります。がちがちの乾物を一晩かけて水で戻したあと、ひれには棘がたくさんあるので、これを取り除き、一日かけて沸騰させないようにことこと煮ます。いったん冷まして味をしみ込ませ、またことこと。とても手間のかかる料理です。
翌日は焼肉。実は馬肉(さくら肉)です。これも当地の名物です。馬刺しにもできる肉なのですが、うちでは贅沢に焼肉にするのがおもてなし料理。

赤く脂肪の少ない肉なので、焼きすぎると硬くなりますから、表面を軽くあぶる程度でガブッ。最後に、確保していた肉をご飯に乗せて「馬肉丼」にしてみました。
朝は裏の家庭菜園で収穫も楽しいです。

気分はまったり、おなかはむっちりの、ごっつぁんライフを満喫してきました。
明日は、庄内浜(日本海)に遊びに行った様子をお送りする予定です。
Novenberはワイン月 2013年11月20日 コメント(2)
寝台特急の魅力 2011年04月13日