デニムデザインの虜です!

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2008.11.28
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ただ、物凄く懸念している事がある。
それは、想像以上に「日本の産業」が困窮している事に気付かない人が多い事だ。

なにしろ、景気判断している「方々」が景気に左右されない「公務員」だったりしているからだ。

実を言うと、この私も「公務員」だった事がある。
10年間勤務し、某損害保険会社に転職した。それは「バブル真っ盛り」の頃で給料手取り額は3倍になったが・・・・。今思うとそのまま定年まで在籍していた方が良かったかもしれない・・・。
公務員を辞めた一番の理由は「業者の接待」だった。とにかく何をしても「自己負担」が無かったのである。それは巧妙に仕組まれた「ワイロ」でもある。
「良心の呵責に耐えられなかった」事と「飛び出したい!」一心だった。

現場を握る「公務員」のセクション(課)には「○○会」などと称する業者の団体が出来上がり、「ゴルフコンペ」や「ボーリング大会」そして「研修会」を頻繁に開催するのだ。
定期的な「人事異動」の際は「異動」で去る職員の「送別会」、そして別に赴任する方の「歓迎会」が行われるが、会費を負担するのは一次会のみだった。
一次会にしても「フグ食って3,000円かよ?」と言う感じであり、2次会、3次会の会場も「自動的?」に段取りが出来ていた。職場の「長」は当時の「通産省キャリア」が担当しており(私達夫婦の仲人でもあるのだが)私達も自然な流れに「従う」しかなかった。

もちろん帰りはタクシーが用意されていたし、特上寿司のミヤゲまで付いていた。
我家に子供が生まれると自宅には「出産祝い」が山のように届き、家内の誕生日には花束が届いた。当然だが送り主は例の「○○会」名であった。
研修や視察は「サラリ」とこなし「温泉」へ直行した。ルールがあり距離が100kmを超える場合は原則として「グリーン車」が用意されていたし、海外は「ビジネス」クラスしか乗らない。泊まる所も一流だし出張手当も貰える。グリーン車を使わなくてもその料金は払い戻して現金に変えてもいい。

そして今頃から年末の12月の「仕事納め」の日までには職場に溜まった「ビール券」の束を「パターゴルフ大会」を行って景品として順位を決めて配布された。
最下位でもその束の厚さは1cm以上!毎年使い切れず退職する頃には「値上げ等により期限切れ」になる券まであった。

実を言うと、こんな待遇は学生時代から体験していた。それは当時の「建設省」の某河川事務所で「土地の移転収用」に伴う代替地の補償を計算するセクションだった。

そこでの上司は「用地官」と言う職名の「ノンキャリア」が「牢名主」のように君臨していたが、毎日のように「フグ行くか?」「クジラの旨い所があるぞ」なんて感じで奢ってもらったが・・・・その「用地官」が金を払う事は絶対になかった。

なにしろ、後で解ったのだが私達の「時給差額上乗せ分」も「出入りの業者」が負担していたのだから恐れ入る。
ちなみに私がその職場を去る時には「中古のブルーバード」を信じられない価格(10万円)で売ってもらった。

それも、送別会の席で、「用地官」から「バイトした金で何か買うの?」と聞かれ、「安い車を買います」と言った私の一言が「用地官のツルの一声」になったようで、今考えても誰から売ってもらったのかも覚えていないが・・・。翌日には車の譲渡書類はすべて揃っていた。

いい天気には「建設省が管理するパトロール艇で河川を下り、東京湾に出てから他の河川を昇る」という半日クルーズを楽しんだ物だ!名目は河川パトロールであるが・・・・。

その後「建設省全体の汚職体質」が発覚し大問題になったが、それきりで報道も終った。

実を言うと、役人汚職の元凶は「ノンキャリア組の長期現場赴任」にある。職場の長である「キャリア組」は2年で異動してしまうので「局のお飾り」にすぎない。
ところが滅多に異動しない技術職などは、10年以上現場に残るので「牢名主」が誕生してしまうのである。

まあ、「牢名主」にも独自の言い分がある。
上下の「身分差別」が存在する国家公務員の世界では、現場最高権力保持者である「若い局長・所長」の言う事に疑問があっても常に「はい!」と答えなければならない。
・・・と言う屈辱。

運転手付きの黒塗りの車で帰る「所長」の後姿を眺めた用地官が「20代の若造が何を言っていやがる」言い放っていた。
「頭を押さえられている」事に対する怨恨が常に渦巻いているのである。・・・・という現場を私は何度も見ていたのである。

当然だが「うっぷん」は自分より弱い立場の人間に向けられる訳だ。私達バイト(臨時職員)でも「仲間」になるので「苛められる事」は無く、どちら側かと言うと業者苛めに加担させられる訳だ。

不況と言っても「この状況はあまり変わっていないだろう?」

話を戻すが民間の惨状は悲惨だ。製造業は全滅と言っていいだろう。
私の顧客でまだ需要があるのは「医療機器製造関連」だけだが、いつまで続くか不明だ。精度が要求されて、特殊な金属加工が要求される仕事はまだ日本のお家芸だからだ。

ところが、その技術流失を実質的に後押ししているのが「銀行」だ。債権回収のみならず「貸し渋り」によって企業は困窮するが、それを海外の企業は狙っている。
つまり「融資」を止められたらその会社は「身売り」をしなければならなくなる。
黒字経営であってもだ・・・。そしてその「身売り仲介」を画策するのも「銀行」が見え隠れするのだ・・・・。

バブルの頃、銀行員を称して「ネクタイをしたインテリヤクザ」と言われた頃があったが、不況になり「権力を持った民間人」ほど「たちの悪い」人種も無い・・・。

本当に、「皆さん負けないで頑張ってください!」と叫びたいのだ・・・!





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Last updated  2008.11.28 02:46:05
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