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有名人の戒名 日本の著名人289人の“あの世”の名前 西塚裕一 著 ・ 笠倉出版社(SAKURA MOOK 93) ・ 平成21年10月1日 発行
スーパーが開店するまでの時間調整で娘を幼稚園に送ってそのまま図書館へ行ったりします。大抵はその日の朝刊を読んだりする程度なのですが、久しぶりに本を借りてきて、読み切りました。家には山田風太郎の『人間臨終図巻』とか、有名人のお墓巡り的な本があったりして・・・、この手の本が好きなんだろうな、根本的に。
収録されてる人物は芸能人・作家・政治家・武将など多岐に渡り、死因も病死・事故死・自殺など色々。年代も1199年死去の源頼朝から2009年(この本の発行年)と幅広い。
書式は、冒頭にこの本のメインである戒名、続いて俗名・生没年月日・本名(芸能人・作家など)・職業・死因・享年が記されて、その次から本文となる。本文の内容は、出身地・来歴・作家等だと代表作などが紹介されている、これはどの人も共通してる。死因・墓所に関する記述はまちまちで、あったりなかったり。肝心な戒名に関する記述はほとんど無いと言っていい。289人の内、20人ちょっと位か?戒名の意味・誰がつけたかという内容だがおまけ程度で全然詳しくはない。それが気になってこの本を読もうと思ったのに、何だか肩透かしを喰らった気分になる。
基本的に1人1ページな為、文字数に制限があって本文の内容は色々と物足りなさを感じるが、『人間臨終図巻』には収録されてない、割と最近亡くなった人達が何人かあったので、その辺りは非常に満足してる。『人間臨終図巻』も私が学生だった頃に箱入りのいやに重厚な装丁で売ってた本なので、結構古いよね。その本書いた人(山田風太郎)が今回の本に収録されちゃってるんだもの。(箱に入ってた『人間臨終図巻』は1986年9月発行で、私も持ってる文庫版は2001年3月発行。因みに著者の山田風太郎は2001年7月没)
文字通り、289人の戒名が羅列されてるわけだけど、一番印象に残ってるのは宮脇俊三という鉄道紀行文を書いてた作家のもの。「鉄道院周遊俊妙居士」というのだけれど、見た瞬間に、なんかそのまんまでわかりやすいなぁ・・・って。あと、“鉄道院”って役所、昔あったよなぁ・・・なんてことも思った。
巻頭には「有名人のお墓探訪」っていうカラーの特集ページがあって面白かったし、戒名の基礎知識が色々と書いてあって、こちらも興味深かった。ちょっと期待はずれではあったけど、面白かった。
買っちゃった 2018.04.02
本だったら何でもいいんだろうな。 2016.10.09
続編出てた 2012.10.14