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森の中の海

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2005.03.01
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カテゴリ: スピリチュアル
昔友達が借してくれた,京極夏彦著,2段重ねの弁当箱のように分厚い推理小説「鉄鼠(てっそ)の檻」は,禅寺と禅の思想をモチーフにした,異色の物語だった。

小説の筋よりも話の結末よりも,所々に散らばる禅の教えが面白くて,あの分厚さをものともせず,時間も惜しまずにたっぷりかけて読んだ。

禅関連の記述を何度も読み返しては,ほうほうと感じ入った覚えがある。

何が一番印象深かったといえば,文中でも小道具として使われた,「十牛図」の挿絵だ。(この図に関してはこちら → http://homepage3.nifty.com/sanbo-zen/cow.html)


以来布袋さんが大好きである。


解釈は色々あるらしいが,実際のところ,人のつけた説明に興味はない。



これを人生のすごろくとみたて,最後の布袋さんがゴールだと勝手に思っている。

ただし,進むのは誰かに動かされるコマではなくこの自分で,振られるのはさいころではなく自分の魂。


しかも普通のすごろくのように,丁寧に道筋全てが記されているわけでも,こういきなさいと指示されることも一切ない。






布袋さんの姿がゴールであると言ったが,そこはスタートでもある。


メビウスの輪,始まりの終わり,明後日の一昨日。



たいして飲めないお酒をちびちびすすりながら,久し振りに十牛図のうつった紙を目の前に置く。


さて今の自分は,この図のどのヘンだろう?  (*^¬^*)ウィーッ






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Last updated  2005.03.02 02:48:29
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