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森の中の海

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2005.05.31
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カテゴリ: 世界&社会のこと
非常に興味があった。

留学時代,別に専攻したわけでもないし,レポート提出があったわけでもないのに,図書館につめて多重人格について研究していたことがある。 (爆)


最初になぜ,そこに興味を持ったのかは覚えていない。

「24人のビリーミリガン」あたりかなぁ・・・。


一人の肉体の中で,何人もの人格が入れ替わってしまう。

核であるはずの,肉体の持ち主である人格は,幼少期に考えられないほどの虐待を受けたために,現実を耐える術として,別人格にそれらの経験を引き渡してしまう。



当時読み漁った本の中で,最高人数の人格を持った女性には,人格としてはっきり形成されきっていなかったほんの断片的な人格も含めて,250人近くの人格が混在していた。


当然普通の生活は営めない。


記憶が繋がらないから。





人格が壊れて当然の出来事の連続。


海が興味があったのは,それでも人間ていうのは生きることができ,核になる人格を守るために,別の人格が形成されるということ。


そしてたった一つの脳みそを共有しているのに,それらの別人格はまったく異なる性格や能力を有して,それらの人格が現れているときは,実際に異なった部分の脳を使っているということ。 (MRT写真でそれを証明している文献もあって,それを目にしたときは,驚きでかなり興奮した。)



そして,同じ肉体にいながら,病気や怪我の症状が,人格が変わるたびに現れたり消えたりするということ。

例えばある人格はアルコホリックなぐらいにお酒を飲むのに,別の人格はお酒にアレルギーがあって一滴も飲めない。


青あざが消えたり現れたりする。



ある人格は絵が得意で,ある人格はアラビア語が話せる。 (でも絵が上手な人格はアラビア語なんて知らず,アラビア語が話せる人格は絵筆の握り方も知らない。)


それぞれの筆跡も,まったく違うのだ。





人間の脳は90%眠っているという。



多重人格症状に苦しむ人たちは,統合がなされていなくて,暴力的な人格が暴走してしまうことで生活に支障をきたすことも多い。


でも。






女子ならよくわかると思うが,男の前と女の前で態度がころっと変わる女友達なんてざらにいると思う。


会社の上司で,自分より目上の人にはこびへつらうのに,部下には横柄な人もよくいるだろう。


子供の頃には絵が得意だったのに,今はまったく描けなくなっている人もいるだろう。



人格障害に陥らずに,この全ての能力が開花したら,人間てどうなるんだろう?



なんといっても,90%の能力は,私達の中で眠ったまま。








肉体がどうであれ,人間の可能性は,無限だ。







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Last updated  2005.05.31 07:39:56
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