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森の中の海

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2005.09.03
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カテゴリ: スピリチュアル
昨夜からバンクーバー入りしていたのだけれど,今日はクォンタムタッチの初日。


9時半の開始に伴い,続々と参加者が集まってくる。


インストラクター2人を入れて,合計14人。


自己紹介が始まる。


肉体的病状に悩まされている人,すでにヒーリングワークに携わっている人,現職から次の職への転換期の人(海もこれ),人生全般を不幸だと感じている人,マッサージセラピスト,リタイアしてボランティア活動にいそしむ人。


いろいろな人がいた。


海は,男性インストラクター,デニスのすぐ横に座っていたのだが,ワークショップが始まる前に軽く言葉を交わしていたシェリルおばちゃまが,なにやら海のことを気に入ったらしい。


ホームステイを12年間ほどやっていた,日本人をたくさんとっていたという。


1席あいて右隣にいた彼女なのだが,海をそばに置きたいと思ったらしく,自分のすぐわきに来るようにと手招きしたので移っておいた。





海は,隣にいたシェリルおばちゃまともう1人,その横にいたニーリィとで自然と組になり,エネルギー交換をし出したのだが,海以外のこの2人,両方ともなんにも感じないという。


二ーリィは,自信がないタイプ。 エレベーターの中で話をしていたら,「私の人生はいつも不幸続きなの。 だからそれをたちきろうと思って。」といっていた。

でも話をしていくたびに,彼女自身が言うよりも,ずっといろいろなことを知っていて行っている人だとわかって来る。

知らないのは,二ーリィ本人だけ。  



シェリルおばちゃまは,打って変わって自信にあふれて見えて,状況をコントロールしたがるタイプ。



手当てのエクササイズの間にも,すぐに位置を変えようとしたり,どこそこに当てろと指示をしたりで,なんだかやりずらい。



彼女の隣の席に座っていた間,海がいろいろなことを感じるというたびに,彼女のテンションが高まっていくのをなんとなく感じていた。


あれ~,この人,傷がある・・・。


ハートに手を当てたくなる衝動があったのだけれど,こういったタイプの自分がコントロールしたい人は,コントロールされるのを嫌うよね。


そう思って遠慮して,彼女の言うなりになっていた。




でも,そうしていたら途中から,ワークショプの居心地がとても悪くなってしまった。





あれ~!?


私の妄想かしら~!?



海ね,ちょこちょこ海外に出てて,どこかで「日本人だから」ということで居心地の悪い思いをしたことがないの。


少なくとも覚えていない。



なんでこんな感じに,押さえつけられるような気がするのかしら??





あああ・・・★   (++)  



海が留学していた頃にも,友達でホームステイ先と揉めた子がいた。


シェリルおばちゃんが楽しげに12年ホームステイをしていたのと語る陰に,彼女の押しの強さに辟易していた学生がいたようだ。


それに輪をかけて,海は東洋人,彼女は白人という図。

きっと本人も意識すらしていないと思うのだけれど,黄色い肌の娘にできることが,白人の自分にはできないという苛立ち。



彼女がそれらを海に投影している。


海,すんなりとそれを受けとめてしまっていた。



最初はとっても楽しみで始まったワークショップなのに,シェリルおばちゃんと繋がってしまったおかげで,途中からとっても気が重くなっていた。


夕方ホテルに帰る頃には,ますます気は重く寂しさは募り,いったん部屋に入っていろいろと思いをノートに書きなぐっていたら,ハタと気付くことがあった。


その後はロビーに下りて,韓国人経営でとても気のいいオンニのいるレストランで時間をつぶそうとした。


「東洋人」と言う繋がりを感じられる場所,人の傍にいたかったのだ。


でもいつものごとく,入った時は閑古鳥だったのに,海が腰を据えると人が集まってきてしまうので,瞬く間に忙しくなってしまった。


寂しさもあって,客足が途切れるまで待ったら,またオンニと話せるかと思って1時間半ほどぼんやりしていたのだけれど,ますます忙しくなるばかり。


くるくるとよく働く彼女をずっと見ながら,アジア人・・・西洋人・・・変わりはないけれど,やっぱりすりこまれたものがあるんだよなぁ・・・と考えたり,オンニはよく働くなぁ,私の仕事っぷりもこうだといいなぁと思ったりしていた。


ホテルの部屋で書いていたことで気付いたことの一つは,シェリルおばちゃんが,海自身だということ。

むか~し,インナーチャイルドについて書いていたときに,その子にシェリルと言う名を与えていたのだ。(なぜ英語名かは聞かないで~★ ププッ ( ̄m ̄*))


その彼女が,いい年をした大人になったけれど,抱えた傷はそのままで海の目の前に現れた。  

苛立ちを周囲にぶつける癖も,そのままだ。


それから二ーリィは,やっぱり海自身だってこと。  


彼女の自覚のなさ。  海が言ったことに対しても,コト彼女自身のことになると「わからないわ。」 と応えるそっけなさ。 


そして彼女に「これは~よね。」 と伝える海自身が,人にそう言って欲しいから,今彼女にこう言ってるんだなぁ・・・とか。




2日目,ワークショップはやっぱりシェリルの苛立ちから始まった。


施設備え付けのキッチンで軽く話をしたときに,早速かる~く刺をさされた。

もちろん彼女にはその意図はない。   


海はね,彼女から遠く離れたところに座ったよ。  クラスの皆さんには,「ちょっとエネルギーをかき混ぜる為に,座る位置変えたから。」と言っておいた。


そしてインストラクターが軽く話を始めたのだけれど,なんだか彼らの意図していなかった方向に議論が発展してしまって,午前中のカリキュラムが押せ押せになっていく。


何とかランチ前に積めこんだ,2度目のグループワーク。


シェリルおばちゃんが気になっていた海,全く別の人に手を当てているのに,彼女が心配でたまらない。


インストラクター2人が彼女に手をあて出してるのを見て,横目でちらちらと動向をうかがっていた。



そしてぼそぼそとつぶやくデニスの声を聞くともなしに聞いて,シェリルおばちゃまが涙目になり,そしてこれ以上はいやだと抵抗しているのも聞く。



海は,離れたところで,いいよいいよ,全部出しちゃえ!  だいじょうぶだよ。 と思っていた。



その後,彼女はトイレにしばらくこもっていたようだ。



午後になってまた,開始。


彼女の顔から,「ケン」が一枚とれたのが見える。


でも,まだ抱えてるこの人・・・。



そう思ったとたん,あ~そっか~。  




私にもまだあるのね。



もうスデに十分長いのではしょるが,このほかにも,数珠繋ぎに気付きがきた。





納得しちゃった海である。




つづく・・・






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Last updated  2005.09.07 23:56:00
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