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森の中の海

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2006.08.03
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テーマ: 徒然日記(25454)
カテゴリ: クォンタムタッチ
クォンタムタッチで,骨を大幅に動かした友人から,電話が来た。


国際電話だ。


前回の施術以来,体調がいつになく悪くてイライラが続いている。


海は骨をただ動かすだけで,骨と筋肉の関係すら知らないんじゃない?


そこら辺をもっと勉強した方がいいんじゃないの!?



そういうことだった。


友達だから言うわ。 と進言を呈してくれた風で,至極ごもっともなんだが,この人物はクォンタムタッチの何たるかを知らない。  海がどんなことを学び続けているか,知らない。


それらを尋ねようともしないで,一方的にまくし立てた。


自分のための弁護をしようかなとちらりと思ったのだが,その必要はないように感じた。




だいたい,どこまで勉強していたら,この人物を満足させられるのだろう?  筋繊維の1本1本と骨のつながりを逐一描き出せるまで? 


それができたとしても,今度はまた何か別の事柄で知識が浅いと指摘するだろうに。 


個人が要だと思っているあるポイントに,どれだけ相手が暗いか明るいかで評価が別れるのだから。


そんなことを思ったのは,電話を切ってからだ。


受話器を持っている間はだまって相手の話を聞き続け,本人が言うほど状態が悪いわけではないとの印象を受けるが,その状態を心底心配してしまう本人史があることも聞き及んでいるから,さらに何もいえない。  


捨て置けとはいわないが,心配しすぎは余計に不良を招くよ。 数日中に病院にも行く予定になっているのだから,とりあえず落ち着いて。と伝える。

いわゆる好転反応もプロセスのうち。 

そのようにも伝え,なおかつその体調不良から学ぶはずの予定だと思われるあるインスピレーションのことも言及したが,不安の渦中にあって疑心暗鬼になっている人には,馬の耳に念仏。


電話をかけてきた時点の声音が,意見を聞きたいわけではなくて愚痴を言わせろ。という類のものだったから,こちらが言葉を重ねれば重ねるほど受話器越しの相手の空気が硬くなる。


そういえばこのパターン,続いてるなぁ・・・。  

貴方の意見や教えは求めていない。  こちらの言い分を言わせろ。  あんたにそんなこと教えられるわけないだろう。




相手の言い分の核心が見える海としては,そうですかー。 と黙るしかなくなる。


ましてや海自身のなんらかを「浅い」と指摘されたあとに,ポイントはそこではないのではー。 と,そんなことを唱えれば,言い訳をしているようにしか取ってくれない。


その「浅さ」とは,知識であったり,人生経験であったり。

まぁ,それはそれでいい。  実際のところ,海という個人のそれらは,遠浅の海岸ぐらいに浅いだろう。



見えたり受けたりする感じが全てというわけでもなく,それら瞬時の出来事を前提にして話を聞く姿勢を持ってしまうと,相手が一気に身構える。



どれであろうとも,そういう人達はバタン!と音がするほど明確に心の扉が一気に閉じるから,「渦中にある人」なのねと理解し,その少し向こうにこんなものが見えるよ。 そう伝えたいけれど,たった今「閉じている」こともみえるから,どんな風にアプローチするかなぁと,ゆっくり自分に聞いてみたりする。


総じて黙って聞いて,笑えるポイントで笑うだけだが。


相手がほぐれてきたところで,ようやく言うべきことを伝えられる。


たしかに,教えられないことをおしえて~!と来る人が多い。   

教えられない事柄であるのは明白であるから,一連の沈黙が終わったあと,とりあえず海自身の見解を伝える。  


時にはその受け答えが,禅問答かとんちのように,本題からずれているようにも聞こえたりする。


それらは相手が聞く耳さえ持てば,かなり役に立つ情報になるようであるのが幸いだ。


件の電話をかけてきた人物は,セッションをかなり強く望んで,なおかつタダでやってくれというのでそのようにやってきたのだが,体調が悪くなったとたんに,「好意でやってくれてるものに,こういうのもなんだけれど・・・。」と,まったくこちらの落ち度のように言う。


あら~?


お金をもらって悪化してたら,それもそれで暖簾にかかわることになるのだろうなぁ。



とことん不安なのだなぁ。 とってもとっても怖いと思っているのだなぁ。 つくづく感じる。  

その不安や恐怖を,海への批判とも苦言とも取れるものに託して発散しようとしている。


そして,海がソレにどう反応するかを,そば耳を立てて感じようとしている。


ほぉ~。


プロのカウンセラーとか,セラピストとか,そういう人達もこういう経験するのかな?  そんなときは,どうやって対処していくのだろう?



それ以前に,こういう形でフィードバックされることを,海は望み続けているのだろうか?


手放しで盲目的に信奉されることも望まないのだが,愛情を憎悪で返されるような,そんなアンバランスなことも欲していないはずよな?



愚痴をはいた人間はすっきりするだろうが,投げつけられた人間は,肥溜めに落ちたような気分だ。


この鎖は,いかようにして断つかのぅ・・・? 




肉体のことをもっと勉強せよ。 とのメッセージは,ありがたく頂戴することにする。


一流思考は根強い。  職人気質が刺激される。  

海だって,自分が何かをやってもらうには,信頼を寄せられて,なおかつそれなりの経験と知識がある人を選ぶ。


雨後のたけのこのように,ひょこひょこ顔を出すだけでは,立派な青竹には成長しないというものだ。






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Last updated  2006.08.03 04:26:28
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