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平安時代中期の歌人曽禰好忠は、「難波津の歌」を「沓」に、「安積山の歌」を「冠」
にして、31首を組みにして「沓冠折句」を詠んでいる。
「あ」 りへじとなげくものから限りあればなみだにうきてよをもふるか 「な」
「さ」 かだがはふちはせにこそなりにけれみづのながれははやくながら 「に」
「か」 ずならぬこころをちぢにくだきつつひとをしのばぬときしなけれ 「は」
「や」 つはしのくもでにものをおもふかなそではなみだのふちとなしつ 「つ」
「ま」 つのはのみどりのそでは年ふともいいろかわるべきわれならなく 「に」
「か」 きくらすこころのやみにまどひつつうしとみるよにふるぞわびし 「さ」
「け」 ふかともしらぬわが身をなげくまにわがくろかみもしろくなりゆ 「く」
「さ」 ざなみやながらのやまのながらへてこころにもののかなはざらめ 「や」
「へ」 じやよにいかにせましとおもひかねとはばこたへよよものやまび 「こ」
「み」 よしのにたてるまつすらちよふるをかくもあるかなつねならぬよ 「の」
「ゆ」 めにてもおもはざりしをしらくものかかるうきよにすまひせんと 「は」
「る」 いよりもひとりはなれてとぶかりのともにおくるるわが身かなし 「な」
「や」 へむぐらしげれるやどにふくかぜをむかしの人のくるかとぞおも 「ふ」
「ま」 ろこすげしげれるやどの草のうへにたまとみるまでおけるしらつ 「ゆ」
「の」 どかにもおもほゆるかなとこなつのひさしくにほふやまとなでし 「こ」
「い」 でのやまよそながらにも見るべきをたちなへだてそみねのしらく 「も」
「の」 ちおひのつのぐむあしのほどもなきうきよのななはすみうかりけ 「り」
「あ」 ればいとふなければしのぶよの中にわが身ひとつはすみわびぬや 「は」
( 「は」 は、「い」でなければならない。)
「さ」 はだかはながれてひとの見えこずはたれにみせましせぜのしらた 「ま」
「く」 さふかみふしみのさとはあれぬらんここにわがよのひさにへぬれ 「ば」
「は」 なすすきほにいでて人をまねくかなしのばむことのあぢきなけれ 「ば」
「ひ」 とこふるなみだのうみにしづみつつみずのあはとぞおみひきえぬ 「る」
「と」 ぶとりのこころはそらにあくがれてゆくへもしらぬものをこそ思 「へ」
「を」 しからぬいのちこころにかなはずはありへばひとにあふせありや 「と」
「お」 もひやるこころづかひはいとなきをゆめに見えずときくがあやし 「さ」
「も」 くづやくうらにはあまやかれにけんけぶりたつとも見えずなりゆ 「く」
「ふ」 るさとはありしさまにもあらずかといふひとあらばとひてきかば 「や」
「も」 とつめにいまはかぎりと見えしよりたれならすらんわがふしとこ「は]
は、「こ」でなければならない)
「の」 がひせしこまのはるよりあさりしにつきずもあるかな淀のまこも 「の」
「か」 ひなくてつきひをのみぞすぐしけるそらをながめてよをしつくせ 「ば」
「は」 りまなるしかまにそむるあながちにひとをつらしとおもふころか 「な」
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