Quantum Leap

Quantum Leap

2007年08月01日
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テーマ: お勧めの本(7895)
カテゴリ: 読書



無住心剣術という剣術について本なんですが、
この剣法がとても面白い剣術で、全く型がなく、
振り上げた剣をただ振り下ろすだけ、というとても独創的な剣術です。

仏教(禅)の考えに強く影響を受けたらしくて、
じつは示現流と同根なのではないかと思うのですが、
違うかもしれません(-o-;
(示現流は東郷重位が禅僧から教授を受けた、といわれる)

剣をきわめていくと、


現代の無差別格闘技の世界において、
意外な強さを発揮するのが、
柔道やレスリングです。

本来、当身を持たないスポーツの筈が、
実は打撃系においても、強いパンチ力があるそうですっ。
そのヒミツが「強い背筋力」

その背筋力を生み出したのが「リフト」、
つまり、相手を持ち上げる、抱えあげる力です。
単純にただ引っ張りあげる力といってもいいです。

レスリングの選手は、このリフトが高度な技術として、
競技自体に組み込まれています。


カレリンの使う俵投げは「カレリンズ・リフト」と呼ばれている。この技は主にパーテールポジションから、相手の体に腕を入れてクラッチをして固定して、四つんばいで暴れまわっている相手を力ずくでスープレックスをするという(カレリンの階級では)前代未聞の大技である(軽い階級では見受けられる。カレリンがこの技を使うまでカレリンの階級でこのようなことをするという概念自体が無かった)。この技を受けると当然ながら首に多大な荷重がかかるため、相手がこの技を恐れてそのままフォールされてカレリンが勝つというパターンがしばしば見受けられた。

リフトしちゃうんだけで、凄い必殺技になる典型です(^-^;

柔道選手でも、寝技が強い選手は恐らくリフトする力がかなり強いと思われます。
逆説的に、柔道選手は立ちワザが強い人よりも寝技が強い人の方が、
無差別格闘技では強い可能性があります。


相撲にも「リフト」があります。
そう、勿論「吊り出し」。。。。

ですから、吊り出しが得意な相撲取りは、
実は異種格闘技でもかなりレベルが高い戦いができるのではないか?
と思うんです。知らないけどね。。。

元横綱の曙は、今までの試合を見てると、
相手を突き放そうとして、失敗して、打撃を受けて、
あっという間にたおされてます。

これは実は全く戦略として間違っているんですね。
打撃系のルールではなく、組んでもOKのルールで、
「リフト」(吊り上げ)を狙っていけば、
もっと良い戦いができたんではないでしょうか??

「リフト」の一番怖いところは、
吊り上げられると、戦闘力が全くなくなる上に、
カレリン・リフトのように受身も取れなくなる可能性が高いという事です。

相手の戦闘力を奪ってしまうわけですね。

実は合気道にも「リフト」と言える技法があって、
「揚げ手」といわれています。

「うちおろし」と「つりあげる(もちあげる)」っていう
とってもシンプルなものをきわめていくと、
そこに奥義があるのかもしれないですっ☆
っと思いましたっ☆(*゚▽゚)ノ






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最終更新日  2007年08月01日 23時32分24秒
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