きっとどこかの物語

2007.11.09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
少年の荷物

少年は
歩いていった
いろいろな町を回り
いろいろな人を見る

大きな荷物をせおっているはずの少年の足は軽く
いく先々で荷物の心配をされたが
少年は笑って
平気だと答える


もう とうに
感じなくなったのだと

少年は幸せそうに笑ってそう言った

父の怖い顔と
母の泣き顔
全てが重かったあのときの荷物はこれよりも小さかった

けどまた新しくもっと大きいのが入った

父の強き優しさと
母の美しい笑顔
これは大きい荷物なはずなのに
あの重い荷物を軽くしてくれるんだと


それを知らせるために色んな町を歩いているんだと
胸をはって誇らしげした

この世界にはひとつの言い伝えがある
ある男の子が通った町は必ず
愛を忘れない大人がいる町になると





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.09 18:49:06


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: