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2008.03.18
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カテゴリ: 文学



サイモン・ウィンチェスター (Simon Winchester) 
鈴木主税訳

早川書房 280頁 ¥1800 1999.4.30 初版発行

原題 The Professor and the Madman     

[目次] 

はじめに
1 深夜のランベス・マーシュ

3. 戦争という狂気
4. 大地の娘たちを集める
5. 大辞典の計画
6. 第二独房棟の学者
7. 単語リストに着手する
8. さまざまな言葉をめぐって
9. 知性の出会い
10. このうえなく残酷な切り傷
11. そして不朽の名作だけが残った

あとがき
著者の覚書

訳者あとがき

[内容]

全12巻、総ページ数16,570、収録語数41万4825語、用例182万7306、
1928年の完成までに70年もかかった
「オックスフォード英語大辞典(OED第1版)」。


また意味を理解しやすくするために用例を掲げるのではなく、
古今東西の英語の文献に現れたすべての単語について、
歴史的に用例を集め、用例をもって単語の意味を語らせることであった。
この本はこの世紀の大辞典の作成に深く関わった二人の人間の話しです。

一人は辞書編纂の中心人物として人生後半の40年間を捧げた
ジェームズ・マレー博士(1837.2-1915.7)。スコットランドの貧しい家庭
に生まれながらも独学で数多くの言語を身につけ、
ついには英国言語学会の第一人者となった。

もう一人は謎の協力者。バークシャーのクローソンという小さな村に住む
元米国陸軍の軍医ウイリアム・マイナー(1834.6-1920.3)。
毎週定期的に貴重な用例文を沢山送ってくる。
しかしマレー博士が幾度となく招待状を送っても村から一歩もでて
こようとしなかった。
正体を明かさないまま厳密な仕事をするこのすばらしい男は、
一体何者なのか?
とうとうマレー博士のほうから訪問することになった。

駅で馬車の出迎えを受け、いかめしい建物に案内された先で博士が
はじめて対面したのは、・・・
妄想から殺人を犯した過去をもち精神病棟に20年も前から収容されて
いる患者であった。

「感想」

世界最高の英語辞典の誕生にまつわる実話としてとても感動的でした。
また、文化において優れた国こそが大国にふさわしいと思いました。
経済大国や軍事大国でなく。

[頁のかけら] 



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 ランダム読書日記 

 by 行道はるか YUKUMICHI Haruka (2008.3.18. No.76)






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Last updated  2008.03.18 15:39:17 コメントを書く


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