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2015.03.17
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カテゴリ: 文学
143 『修 道院へようこそ』 心のやすらぎを手にするための11章

Peter Seewald編 Simone Kosog著(島 田道子訳)

創元社  191頁¥1400 2010.5.10 初版第1刷発行

[目次] 

  はじめに 

第1章修道院へようこそ

第2章「修道院の安息」に関する短い考察

第3章一日のリズムについて―正しいリズムを見つける方法

第4章沈黙について―安らぎを得るための最初のステップ



第6章聞くことについて―なぜ、正しい「検挙」と「従順」が必要なのか

第7章補備の暮らしについて―安らぎを日常にとり入れる方法

第8章祈りについて―安らぎに近づくもっとも重要な方法

第9章黙想について―魂の深みへ降りていく方法

第10章自分自身について―自分自身と、また他人と、いままでよりも仲よく暮ら
すための方法

第11章人生のリズムについて―自分の人生と、うまく折り合うための方法

 資料編 代表的なドイツの修道院と日本の修道院

[内容]

 この本は、12世紀に建立されたドイツ最古のシトー会女子修道院であ るオー
バーシェーネンフェルト女子大修道院を、35歳の女性編集者が体験訪問した経験


[感想]

 昨年の夏、修道院の生活を扱ったドキュメンタリー映 画「大いなる沈黙へ」
を東京日比谷の映画館まででかけて観てきました。それはアルプスの麓にあるフ
ランスの戒律の厳しいグランド・シャル トルーズという男子修道院で行われる
修道士の生活を撮った映画でした。3時間近い長編でしたが、照明や効果音やナ

れ、カトリック信者のドイツ人 監督がひとりで撮影したものでした。



[抄録] 

○修道生活の歴史は、紀元3世紀ごろにエジプトで最初の隠修士(いんしゅうし)
たちが、町や村での生活を捨ててナイル河畔の砂漠に 移って庵(いおり)を結
び、祈りと静寂の生活を送ったことに始まる。喧噪と多忙に満ちた俗世を去るこ
とが目的であった。(33頁)

○最初の隠修士は聖アントニウス(251頃~356)で あった。彼はエジプトの名門
の出であったが、ある日聖書のマタイ伝19章24節にある「金持ちが神の国に入る
よりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい」という聖句に出会って打ちのめ
され、直 ちに全財産を寄付し、町外れ、洞窟、砂漠の奥へと居を移し、絶対的
静けさの中で禁欲的生活を送った。彼は日没後に1度だけ食事をした。それもパ
ンと塩と水を口にするだけ であった。(35頁)

○修道院とは、ただ人生に疲れた人間が救いを求めて訪れる場所ではない。そこ
は天との確かな結びつきを求めて、人びとが 絶えざる努力をつづける戦いの場
でもある。(186頁)

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 ランダム読書日記 

   by  道はるか MICHI Haluka  (2015.3.17. No.143)







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Last updated  2015.03.17 16:36:52
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