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2006/02/22
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カテゴリ: 子育て
今日は、小学校の授業参観と学級懇談会。

っていうか、よくよく考えたら、私って参観と懇談は6年間「皆勤」なんですよねえ・・・・・
常勤の正職員で働いてる(安易に休めないという意味ね)割には、我ながら仕事のやり繰りしてよく頑張ったと思います。

6年生の授業は、朝出がけに「算数なのに、地球温暖化の話なんやて」と予告して出て行ったので、何のことやらと思っていたら・・・・・

・5人乗りの乗用車は、ガソリン1Lで12km走る。
・ガソリン1Lを燃やすと、二酸化炭素が2310g発生する。
・50人乗りのバスは、軽油1Lで3km走る。
・軽油1Lを燃やすと、二酸化炭素が2640g発生する。


っていう話。
一見、乗用車の方が燃費がいいので環境にやさしいような気がしますが、乗る人ひとりあたりでみると

・乗用車(ガソリン)  2310÷12÷5=38.5(g/L/人)
・バス(軽油)  2640÷3÷50=17.6(g/L/人)

で、バスの方が「地球にやさしい」のですね。

という、大阪市交通局の回し者ですかそうですか・・・・・というオチで一件落着(笑)
#大阪市バスには天然ガス車もあって、エコロジーにはちょっと力入ってるみたいなので、茶化すだけじゃなくて宣伝もしておくことにします(爆)

続いて懇談会なのですが、こちらはちょっと深刻です。
うちの子どもの通う小学校では、高学年の国語・算数は習熟度別の少人数指導が行われていて、1学年を5つのグループに分けて指導します。
うちのコウイチが知らなかったので、他のグループの授業の中での出来事なんだと思うのですが・・・・・

話題にのぼった時に、あるお母さんが内容をぼかしておっしゃるので、最初は何のことだかさっぱりわからなかったのですが、会話が進んでいくうちに明らかになってきた内容の大筋は、こんなことです。


途端に、女子を中心に教室は騒然となり「それじゃ、先生は、私達に殺意を持つことがあるわけ?」「そんな先生の授業は受けたくない!」と上へ下への大騒ぎ、教頭先生が出てきて、その場は先生の本意の説明と謝罪などしてとりあえずおさまりました。

その先生は学級担任をしない国語専任の教諭なので、職員会議か何かで、当面は授業を担当させない(かわりに教材の整理や事務仕事、障害児学級の補助などする)ことに決まり、彼女がいないと少人数指導に必要な教員の数が確保できなくなることから、国語については今年度の少人数指導は中止(通常授業に振り替え)となりました。

その授業を受けていた児童は、6年生全クラスに何人かずついるため、自分のクラスに帰って「ちょっと聞いてよー」みたいな感じで、女子同士の会話であっという間に広がったみたいで、女の子(とその保護者)はその授業を受けているいないに関わらずたいていがこの件について知っていたのですが、男の子はそういう勉強の内容以外のことはどーでもいいと思っているのか、あとで聞いてみてもコウイチは自分のグループの授業の話ではないので知らないし(無論私も)、男の子のお母さんはほとんどが知らなかったようです。

それで、男子の保護者を中心に知らない人がかなりいるという事実に、この話題を出したお母さんのお怒り(?)はますますエスカレートしたようで「学校側からの公式コメント・謝罪がない」「子どもの心のケアをどうしてくれる」「そんな先生がまだ学校内にいるというだけで不愉快というか大問題」と、話がどんどん膨れ上がっていきます。

いや、たしかに、殺人犯を擁護するようなコメントは、こういう公教育の場では、絶対にやっちゃイカンのだけどね。

ただ、これを表に出すか出さないか、出さないのが「プロのお仕事」なんですよ。

それと、私がいつも気になるのが「心のケア」の大安売り。
ちょっと待ってよ、一昔前ならそんなもんなかったでしょ?
自分で現状を受け入れて、考えて、咀嚼して、消化して、不十分ではあっても次のステップに近付こうと努力するものだった(はず)。

今は時代が違うと言われるかも知れないけど、「心のケアを与えてもらわなかったから○○できなくなった」とかいう話を聞くと、何かから立ち直る時って、そんなに何もかもどこかから(誰かに)与えてもらわないとできないものなの?と思ってしまうわけです。

そんなことだから、何か障害があると乗り越えられない、簡単にあきらめてしまうような子が増えているんじゃないの?
人生なんて、どこかで頭ぶつけたり、ショックな事があったり、そんなことの連続なんだから、周りの助けもある程度必要だけど、その年齢なりに自分で考えてなんとかする能力を身につけないと、大人になったら生きていけないよー。

それで、私の発言の順番が回ってきた時に「今回の件は、よくないことは事実なので、学校側にはよく検討していただくことと、今は子どもだから大人がある程度守ってやることができても、いずれは何もかも自分の中で処理していかなければならなくなるのだから、何か騒動があった時にその都度『心のケア』とか与えてもらうことを期待するのではなく、その年齢なりに考えて、軌道修正とか『自分はこうしようと思う』ということができる能力を身につけさせることも必要ではないか」という趣旨の発言をしてみました。

両成敗って言うとおかしいかも知れないけど、学校に対しては「いけないことだけど、これを糧にみんなで考えていきましょう」ということと、保護者サイドに対しては「当事者にとっては不愉快なことだけど、子どもの成長という面からは別の考え方もできるのではないでしょうか」という問題提起をしたつもり。

だって、社会人になったら荒っぽい上司から「お前なんか死んでまえっ!」なんて怒鳴られること、普通にありますからね。
女の子でも、例えば看護師で緊迫した手術の場面なんかで「この役立たず!ノータリン!いっぺん死んでこい!」と執刀医に怒鳴られる、みたいなことありますよ、マジで(←実話。昔、心臓バイパス手術の見学をした時のひとコマ)。

ちゃんとした社会人でも、そんなに穏やかで柔和な人ばかりじゃありませんし。
その都度「心のケア」なんて言ってたら、キリがありませんもん~
誰かにグチり倒すとか、おいしいもの食べて憂さを晴らすとか、自分の中での切り替えをはかっていかなくては。

家に帰ってコウイチにこの話について確認すると「えー、自分の授業の時の話じゃないし、知らんかったー。っていうか、本当にケガさせたりしてないんやし、謝ったらもうエエやん。授業ちゃんとやってくれたらそれでいいから」。
いや、そんなに冷淡でいいのか?それはそれで問題なんじゃないのか・・・・・と思うけど、中学受験を経験してから強くなったわねぇーと、キツネに つつまれた つままれたというか、うまく丸め込まれたハハなのでした。





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Last updated  2006/02/28 11:53:55 AM
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