2009年04月27日
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 「メグとセロン」シリーズは、ロクシアーヌク連邦(通称ロクシェ)の第四上級学校に通う主人公のセロン・マクスウェルがベゼル・イルトア王国連合(通称スー・べー・イル)から転校して来たシュトラウスキー・メグミカ(通称メグ。シュトラウスキーは名字です)に片思いすることになり、奇妙な事件に巻き込まれた結果、メグと一緒に、変な記事ばかり掲載していたりやたらと豪華な部屋を部室にしていたりまともな部員がいない新聞部に入って、楽しい仲間たちと部活動することになるというストーリーです。成績優秀でルックスも良いけれど恋愛や人付き合いが苦手なセロン、片言のロクシェ語と美しい歌声の正義感あふれる可憐な暴走少女・メグ、セロンの親友で軍人一家で育った熱血体育会系のラリー、ラリーの幼馴染みで楽器演奏が得意な長身の少女・ナタリア、容姿端麗で中性的な魅力を持つニック、そして面白い新聞作りに燃える警察までも利用する気満々の野心的な新聞部部長ジェニー。この個性豊かな6人の新聞部メンバーたちが部活動を通して恋や友情、学園などで起きる不思議な事件の解決に頑張ることになります。
 演劇部のソフィア副部長の恋を応援するため、「五十の蜂」という謎の言葉の意味をさぐることになった新聞部メンバーたちでしたが、どれだけ調べてもさっぱり分からず三日間という短い依頼の期限が迫ります。学校の友達や家族に聞いても分からず、皆で相談しても答えは出ず、図書館の百科事典や様々な専門書を片っ端から徹夜で調べても「五十の蜂」の意味は分かりません。アーサー自身からそれとなく聞きだすという作戦もうまくいかない中、セロンが疲労でボロボロになったり、メグによる変なベゼル語講座が始まったり、調査は行き詰ることになってしまいます。学園ものらしく恋愛を応援するストーリーでした。皆で力を合わせてソフィアのために頑張る姿は美しい友情や強い団結力が感じられて大変感動的で面白かったです。また、一見おとなしそうに見えるメグがものすごく熱血だったり、頭もルックスも良いセロンが自分に自信を持てなくて恋愛に後ろ向きな考えだったり、ギャップが楽しかったと思います。
 ジャンルは学園ラブストーリー・ミステリー・ファンタジー。ラブストーリーやミステリーが好きな人にお薦めです。<終>

メグとセロンシリーズ



リリアとトレイズシリーズ

「メグとセロン」シリーズは「リリアとトレイズ」シリーズの外伝的ストーリーです。あらかじめ「リリアとトレイズ」シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます。


アリソンシリーズ(これは1巻です。全4冊出てます)

また「アリソン」シリーズは、「リリアとトレイズ」シリーズと「メグとセロン」シリーズの親世代のストーリーです。














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最終更新日  2009年04月27日 14時13分45秒
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