男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

June 18, 2026
XML
カテゴリ: 六弦黙示録
ここにきて少し気になる点が出てきました。それがトーンの効き具合。
コンデンサーに希少な “GrayTiger NOS” を装着して最高!・・・ですが、どうも絞るとサスティーンが途中でフワッと消える気がする。。
減衰が闇の中にスーっとフェードしていくというよりは、途中でストンと消されているような違和感を感じ、キャビティ内をチェック!



そこで発覚。なるほど・・・コイツは50s配線で接続されていたのか・・・。。。

マニアックな話になりますが、コンデンサーのポッド接続方法にはトーンの効き方を決める『 50s配線 』『 モダン配線 』という王道2パターンがあります。『50s配線』はフル10の場合、トーンを使わない状態でもモダン配線より情報量が多く届き、抜けの良さやハリ、太さが出ます。 “50s”が示すように1950年代主流の接続方法で、前文で挙げた特性の他、ボリュームコントロールで歪み量をスムーズにコントロール出来る他、全体的に高域が残ります。言わば、接続方法によるハイパス効果という感じ。反面、ボリュームを絞った状態でトーンを調整すると予測出来ない効きになる為、素直ではなく玄人向けだったりします。




自分の場合、ファズ等を使って “ クリーンからハイゲインまで手元で音色をコントロールしたいタイプ ”なので、効き方に何らかの違和感を感じていました。最初は『GrayTigerの特性なのかな』と思っていましたが、それにしても違和感が拭い去れず疑ってかかったところ、配線の接続方法だったというオチ。我ながら気付くもんですね(笑) ここから導き出せるのは『気に入っていたフル10の音質も、気に入らず疑ったトーンの効きも、共に50s配線によるもの』 ということ。つまり、配線方法によるメリット/デメリットがあるので両立が厳しいという現実。




考え抜いた結果、両立が難しいのであれば、そもそもの音質をブラッシュアップすればモダン配線でも前より良く感じるはず!

スイッチケーブルは少し前に “Gibson1959” で交換しましたが、痒い所に手が届くと言いますか・・・情報量が増えてくれます。




情報量が増えると通信速度が上がったと同じようにピッキングからの反応速度や消滅していた微細な超高域(倍音成分)、良くも悪くも全てを拾う敏感肌になり音像が鮮明に際立ちます。今回の処置で “GrayTiger” の特性を積極的にブレンドした音を使えるようにもなり、同時に行った配線材交換によって “視界がクリアになった” とでも言いましょうか、ダイレクトな響きがそのまま出力されてチョベリグ(チョーベリーグッド)です。トーンを絞っても以前のように切れずサスティーンが長くなり、倍音と共に残響音が飽和しフェードしていく様は・・・儚くも美しい音色・・・二ヤリ。

弾いて特性を理解して細々やってきて、ようやく個体のポテンシャルを如何なく解放できた感じです。
ヴィンテージサウンドなのに太く突き抜け、溢れ出る倍音とパキっとした分離感。
ただのヴィンテージ路線ではこの音は狙えない。いいっすねェ・・・二ヤリ。




1つ残念なところと言えば、モダン配線化に伴いコンデンサー装着の向きが変わってしまい、
キャビティ内の見た目に関しては以前の方が並列でキマっていて格好良かったかなと。
まぁ。このあたりは音には関係なく美的感覚の問題なので、下手に触らず味と受け入れます。



↑これまでの記事まとめ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 18, 2026 08:00:05 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: