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2004年04月29日
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 僕の小学校の校歌は「原始の森の風受け~て~」と始まる。中学校の校歌は「原始~の森に昇~る日の」だ。なんてったて僕らの育った環境というのは野幌原始林という巨大な森林公園のすぐ側なのだ。ちなみに小学校のころ世界の七不思議という小学生科学シリーズの本を読んでいると、日本の七不思議というページがあって、有名な堺の仁徳天皇陵とならんでこの野幌原始林が何故かその七不思議に含まれていた。その時にそうかあの公園は不思議なのかと、特に理由も無いのに感動してしまった。

 その野幌原始林のふもとにこれまた有名な百年記念塔というのがある。後にこの辺は整備されて開拓の村というちょっとしたテーマパーク的なものも出来たのだが、その記念塔は僕が生まれた時からずーっとそこにあった。特にぱっとした物でもなかったのだが、学校の行事で何度も訪れたし、小学校のころは特に用が無くてもただ単に遊び場として何度も通っていたので、それなりに愛着のある場所だ。実はここは札幌を訪れる観光客が必ず訪れるほどの観光名所らしい。

 そこに前に訪れたのはちょうど10年前、高校3年生のときだ。僕は札幌の北区にある高校にJRと地下鉄を駆使して1時間もかけてえっちらおっちら通っていたのだが、高校3年生のときの遠足の行き先がこともあろうにこの記念塔だったのだ。いつも通学に使う駅に学校の皆が集合しているのは何だか奇妙な感触だった。更にその日は何故か知らないが当時の皇太子夫妻、今の天皇、皇后がその記念塔を訪れていて、初めて皇族という物を肉眼で見てちょっと感動したりしていた。  その記念塔に衝動的にまた訪れたくなった。昨日の支忽湖といい今日の記念塔といい、なんだか最近ノスタルジーモードにどっぷりと漬かっている。まあこれから当分札幌にも帰ってこないし、良しとしようか。

 百年記念塔は家から車でたったの5分。まさに近くて遠い観光地である。車にのってカセットをセットして始まった曲がまだ終わらないうちに目的地に着いてしまった。けれどもそこは妙に閑散としている。どうやら今日は休業日。けれども記念塔は中を登るのに特に入場料を取られるわけでもなかったことだし、構わず塔のふもとまで行ってみることにした。ところが塔の周りはロープで囲いがしてあり、修復のため当分の間立ち入りを禁ずみたいなことが書いてあった。確かに僕が生まれたときからあったわけであるから、最低でも27年そこにあったわけで、そろそろ耐用年数もぎりぎりなのだろう。この記念塔は昇るのに階段しかなかったので今回の修復では是非ともエレベーターくらいつけて欲しいものだ。けれどもそうなると、入場料みたいのが取られるようになるんだろか。


*上記の文章は7年前のものです。





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最終更新日  2004年05月08日 23時24分27秒
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