フリーページ

2004年09月20日
XML
テーマ: ネパール!(44)
 僕が今とまっている宿は結構タメルの中心地から離れている。それは、それで落ち着いて良いし値段の割にサービスは良いし特に大きな不満も無かった。毎日きちんとシーツを取り替えてくれるなんてこの値段のホテルではまず望めないサービスだ。屋上のカフェテリアからの眺めもなかなかで、先日訪れたモンキーテンプルも奇麗にみえる。何よりも人が良い。けれども、なにせ中心から離れているがためにどこに行くにも少し不便である。それだけが難点だった。これは自転車を借りることでほぼ解決していたが、一日150ルピーとポカラの3倍の値段を負担しなければいけないのはちょっと懐がいたむ。でも他のところでは平気で250ルピーと言われていたのでこれがこの街での妥協点なのだろう。

 さらに、チベットやネパールで知り合った日本人仲間からはこのホテルはなかなか不評だった。何かの用があって、僕に連絡が取りたい時も僕がどこに入るのかさっぱり分からず、連絡の取りようが無いのだそうである。僕がとまっているHOTELRAMADAは有名なガイドブックにも乗っていないほど小さく辺ぴなところにあるのである。だから、たとえば昼飯を一緒に食おうと思っても、どこかの寺に一緒に行こうと思っても誰も僕を誘うことができないと言っていた。僕としては、現にみんなで夕飯を一緒に食う機会もそれなりに持っているわけだし、日中は思い思いの行動を、適当にしているのでそれは、それで良かったのだが、なにせ中心から離れているのがいろいろと不便が多い。食事一つとるにも、旅行会社に行くにも自転車をえっちらおっちら漕がねばならないことに少々うんざりしているところだった。

 だから、今日は朝からホテルをチェンジして一気に中心のホテルに移る積もりでいた。どうせこの街には居てもせいぜいあと3日だ。このあとインドに向かう手配をするにしても、バスターミナルに行くにしても、タメルの中心の方が絶対に便利だ。さて、どこのホテルに行こうか。

 この街には散々長く滞在しているので、ホテルの値段や評判もそれなりに耳に届いている。その中で、以前とまっていたマルコポーロはかなりのヒットの部類に入るらしいことが分かっていた。今回もマルコポーロでも良いのだが、それでは何か面白くない。折角だから他のホテルも試してみたい。いろいろ考えたのだが、むしろ否定的な意見ばかり耳にする「フジ・ゲストハウス」に行こうかとふと思った。ここに行けば「胡椒マニア」や「お祭りお兄さん」が居るし、そろそろバングラディッシュに行っている「ポリ公」もここに帰ってくるはずだ。ゲストハウス自体の評判はそれほど良くないが、けれどもやっぱりここまで人がそろっているとそこに引かれてしまうものだ。だから僕は歩いてフジをいったん目指すことにした。

 途中で日本へ送り返す荷物の郵送手続きをする。自分で郵便局に行って手続きをするととても安く上がることは分かっているのだが、街に溢れている旅行会社で手続きをお願いすることにしてしまった。ネパールは内陸国だからなのか、航空便と船便にそれ程差が無いのが面白かった。けれども航空便の場合は荷物が空港に留め置きになってしまい、僕の場合は誰かが千歳空港まで荷物を取りに行かなければならない。それはとても無理な相談なので、3ヶ月くらいかかるが家まで配送してくれる船便を選ぶことにした。大理で買ったパーカーやポタラ宮で買った本などの大物を送ると、バックはずいぶん軽くなった。料金は日本円で4000円ほどだった。

 積み荷を詳しく書かなければならなく、ラサで買った象の置物をどう書けば良いか迷っているといきなり係員が「two elephants」とさっさと書いてしまった。いきなり積み荷が「象二匹」なんて、なんだか変な感じがするが、まあ届けば文句は無い。

 フジ・ゲストハウスには難なく潜入成功。さっそく「胡椒マニア」に挨拶して、今日は郊外にある「ボダナート」というこれまたやっぱり有名なチベット寺院を目指した。ここは寺と言うよりも巨大な仏塔といった方が正しいだろう。鏡もちをいくつも重ねたような建物のてっぺんに顔が付いていて、その周りにもう沢山のマニ車がついている。ただそれだけのもので、中に入れるわけでもなくちょっと期待外れだった。実はこの周りに「ゴンパ」と言われるいわゆるチベット寺院が散在していて、そういう寺が集まっていることでこの辺は有名なのだが、どの寺も門がかたく閉まっていて、とてもここで観光させてもらえるような雰囲気ではなかったので、僕はしょうがなくそそくさと引き上げざるを得なかった。

 ちなみに「胡椒マニア」はこのボダナート周辺にある「ドジョム・ゴンパ」に入門して本格的にお坊さんになるのだそうだ。今回はまだ様子見に来ただけだと言っていたが、結構真剣に考えているらしくそのために前からチベット語の勉強もし、今回もしっかりと紹介状を携えてきている。旅に出るといろいろな人に出会うが、彼も僕がいままで出会った人から考えると、相当ユニークな部類に入る。だから旅はおもしろい。

 ちなみに、ボダナートをさっさと切り上げた僕はその足で旅行会社に向かった。そろそろネパール脱出計画を練る時期だ。ただ、この先どのようにしてインドに抜けるか少し迷っている。そのままバラナシまで下りていっても良いし、ちょっと東に寄り道してダージリンを回っても良いなと思っていた。とにかく今日は情報だけを仕入れて、明日の朝までいろいろと考えることにした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月30日 22時08分43秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

のりtokyo

のりtokyo

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

アオミドロ@ すっげぇ楽チンだぜ(笑) 夢の副業生活突入~~!!! 最近は毎日別の…
マラ太郎@ ごっそさんでしたぁ――!!(゚∀゚) 最初不安だったけど、「忘れられなくして…
トロちゃん@ チョロいもんですわww いやー、マジでいい思いしまくりスww …
FX太郎@ アフィリエイト卒業~~!! だってちまちま稼ぐなんてやってらんねェ…
ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: