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2004年09月27日
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テーマ: ネパール!(44)
 医者と相談して、やっぱり点滴を打ってもらうことになった。吐き気はすこしおさまって来たが、食欲は全くない。このままでは本当に衰弱してしまう。だから栄養剤でもなんでも点滴してもらうのが回復の一番の近道だと思ったのだ。

 医者は最初躊躇していたが、僕の懇願に分かったといって点滴を買いに行ってしまった。ネパールは医薬が完全に分業で、医者といえども薬をいちいち薬局に買いに行かなければならないのらしい。かれはなんとブドウ糖の入った一本500MLの点滴を八本も買ってきて、それをすごいスピードで僕に打ち始めた。僕は点滴というのはゆっくりとするものだと思っており、一本に2時間くらいかけるのは普通だと思っていた。けれども何故か本当にすごいスピードで、一本30分くらいの速さで片付いていく。これがまた僕を不安にさせる。

 また点滴をつるしておく台が無い物だから、誰かが点滴を持ち続けなければならない。今日は先生のほかに「胡椒マニア」「ナマコちゃん」「お祭り兄ちゃん」が部屋に来ており、彼らが交代で「人間点滴台」をやってくれた。またまた感謝である。それから「ミホちゃん」も僕と同じように高熱で倒れており、このインチキ先生に注射をされていた。結局点滴は午後一杯かかり、終わったが、残念ながらあまり体が回復したとは思えない。けれどももうこの医者には関わりたくないのと、それから他のみんなに心配を掛け続けるのも悪いのでちょっと元気なフリをしていた。

 料金は全部で400ドル程であった。けれどもこの金額はホテルの人に言わせると破格に高いのだそうである。だからといって僕にどうすることが出来るわけでも無いのだが、そう言えばもう一人の医者の料金は25ドルだったことを考えると、ちょっと高い気もする。チベットでの時もそうなのだが、どうしても医者の料金の水準というのは分かりかねる。日本の場合は保険にに守られているので、それ程自己負担額が多くないだけに、保険が無い場合の料金というのにあまりピンと来ないのだ。ましてや外国である。それにこの種の支出というのは、日本で入ってきた海外旅行傷害保険で守られているので実際に僕の懐がいたむわけではないので、更に鈍感になってしまう。こういうのを「ボラれた」というのかもしれないが、こういう個人の医者の料金というのはあって無いようなものなのだろうか?

 ところで、頼みの点滴もあまり効果が無いとなると、あとはもうどうしようもない。いったいどうすればよいのだろう?





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最終更新日  2004年09月30日 22時15分58秒
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