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宮古島に移住して
御獄の由来伝承と神話・伝説
昨日の天気予報では終日曇りだったんですが、
朝起きると雲がほとんどない晴天!!
8時前から猛烈な暑さで、昼過ぎには日差しが痛いくらいでした。
宮古島の天気予報は50%位当たるというか外れるというか・・・。
ところで、9日の水曜日19時から21時までの2時間、県立図書館宮古分館の2階会議室で、
「第33回 郷土史講座」を受けてきました。
定員40人だったんですが、50人以上の申し込みがありました。
そこで、出席者が欠席する場合は事前に申し出て、受講出来なかった人にその日だけでも受講してもらうように配慮するそうです。
初日は「御獄の由来伝承と神話・伝説」というテーマでした。
御獄とは拝所・神様のいる所ですが、仏像などの偶像が置かれているわけではありません。
宮古島内で記録されているだけでも900か所も御獄があり、実際は1000か所を越えているのではないか、と言われているそうです。
各御獄では神話・伝説・説話などが語り継がれていて、代表的なものをいくつか紹介してもらいました。
その内容は、島の地理的状況から日本・中国・朝鮮半島との共通点や影響もみられるそうです。
宮古島にある沢山の御獄のなかでも中心的存在である「漲水御獄」の由来伝承として、
島建の神「古意角(大蛇)」が人の姿になって里の娘の家に通い、子を産ませる蛇婿入りの神婚説話が1705年作成の由来記に記録されています。
他にもたくさんあるんですが、一つだけ詳しく紹介したいと思います。
「来間島村建由来」
宮古島川満の娘が一人で妊娠し、3年後に3つの大きい卵を産む。
その卵から3人の男の子が生まれるが、大変な大飯食らいだった。
(異常成長:人間離れした成長)
3人の子供を養いきれず与那覇の知人に預けるが、ここでも養えず、来間島に行かせる。
(異郷訪問)
3兄弟が島に来る前に、来間島の住民は神様へのお願いを止めたため住民が神様にさらわれて、老婆が一人しかいませんでした。
(悪神の村人掠奪)
老婆から悪神の居場所を聞いた3人は力を合わせて、赤牛の姿で現れた悪神をやっつける。
(悪神退治)
3兄弟は牛神の後を追って海の底の御殿を訪ねる。門番だった娘の案内で牛神に会うと、血だらけの牛神は、
「祭りを復活してくれるのなら来間島での生活を邪魔しない」
と言った。
兄弟は祭祀の復活を約束し、門番の娘を連れて帰る。
(祭祀の契約)
連れ帰った娘が、来間島唯一の住民だった老婆の娘であることが分かり、この娘と3兄弟の長男が結婚して子供をもうけた。
その子共達と3兄弟の次男・三男が結婚して家をおこした。
それ以来、3兄弟は 豊年祭を盛んに行い、これが今日まで及んでいる
。
(村建・祭祀)
宮古島が統一される以前から、各地域の住民が語り継いできた様々な伝承・昔話の中にも、たくさんの事が現代の生活の中に生きている事があるとの説明がありました。
「内地で風化してしまった大切な精神風土を見つめなおしてみたい」
と思いながら、自転車で帰宅しました。
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