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つぎのばん にんじんうさちゃんが まどから マコちゃんの へやへ やってきました。
きのうのことが あったので、マコちゃんは げんきのない ようすです。
「マコちゃん、きみの いいたいことは ぜんぶ わかっているよ」
マコちゃんの かおをみると にんじんうさちゃんは そういいました。
「きみは まちがったことに じゅもんを つかったんだよ」
マコちゃんは こたえられません。
「こうえんで さいしょに あったとき、ぼくは いったろう? 『やたらに じゅもんを つかっ
てはいけないよ!』 って」
「ええ、おぼえているわ」
マコちゃんは げんきなく へんじをしました。
そして したをむいたまま かなしそうに なみだを ながしています。
にんじんうさちゃんは マコちゃんの そのようすを みていたら かわいそうに なってき
ました。
「でも だいじょうぶだよ マコちゃん。 きみが やくそくを やぶったのは いちどだけだ
からね。 もう しんぱい いらないよ。 あとは ぼくが なんとかしてあげるよ」
と にんじんうさちゃんは やさしく こえをかけて あげました。
「じゃあ ぼくはもう かえるよ。 きみの おかあさんが へやに はいってきたら またぼ
くは ぬいぐるみの まねを しなければ いけないからね。 あんなに くるしいことは も
うごめんだよ」
にんじんうさちゃんは そういいながら マコちゃんに かためをつぶって みせると ニコ
ッとしました。
「もう かえるの、にんじんうさちゃん。 ジュースも だしてあげなくて ごめんね」
マコちゃんは もう えがおになっています。
「いいんだ。 おかまいなく。 じゃあね」
と にんじんうさちゃんは まどから でていきました。
