Rheumatic diary

Rheumatic diary

2006.04.18
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 (入院先は塩原温泉病院、期間は平成7年10月から8ヶ月間)
 「リウマチックな掲示板」にてご質問いただいた内容をもとに記します。

・温泉病院ってどんなんなの?
 主にリハビリしながら回復を目指したい人(意欲のある人)のための病院。とわたしは理解しています。療養型病床がたくさんあって、リハビリメニューの1つに温浴療法がある(もちろんOT・PT・ST必要ならば受けられます)。リウマチの方が多く入院しているため話しやすい点もありますが、たいていは60歳以上くらいの方でした。わたしは30代半ばの入院…最年少でした。母親くらいの年齢の方と、仲良くしていただいてました。リウマチ以外では、脳疾患で麻痺の遺った方もたくさんいました。塩原病院は、自治医大で人工関節置換を終えリハビリが必要なのでこちらに入院、という方もいます。

・普通の病院とはやっぱり違うのん?
 起床・就寝など規則は変わらないのですが、雰囲気はだいぶ違うと思います。のんびりムードです。大学病院のような緊張感はなかったです。
 わたしが塩原病院へ入院する際、一番気がかりだったのは、介助でした。一人でできないことが多く、はたして着替えやトイレ介助などがどうであるのか。でもちょうど入院した年度から、介護士が勤務する体制が始まっていて、介助はばっちりでした(ある本を読んでたら、自分のことができなくては入院させてもらえない、または家政婦が必要と載っていたのですが、それは旧体制の情報でした)。
 温泉病院へ入院中に、どこか容態が変化したときは、専門病院のほうへ転院しなければなりません。わたしは婦人科の疾患が出て、半月くらい西那須野(塩原から近い)の婦人科に入院、治療が済んでからまた塩原へ戻りました。

・温泉とか温水リハビリとかできるのん?
 温浴療法は、腰~胸くらいまでつかる温泉プールに水着で入り、歩いたり身体をひねったりなどの自主運動をしました。水の浮力で膝や足首にかかる負担がへるため、痛み少なく歩行訓練ができます。当時の塩原病院は、お湯の温度が高くて、わたしは5分くらいしか入ってられないことも度々でした。なぜそんなに高い湯温かというと、高齢者(大多数)が希望するから、みたいでした。ぬるいと文句がでるのです。のぼせやすいわたしは、これじゃリハビリにならない。高齢な方たちは、リハビリの意味を知らないのか?「湯治」にきてる感覚みたいで、なんだかなぁ…という感じ。本来、病院側でちゃんと説明をするべきでしょうに、それはしていないようでした。リハビリに適する湯温の管理を、きちんとしてほしいものです。
 塩原病院は週に5日(月~金)温浴できます。温泉は、身体を温めてくれるのでリウマチに良いのですが、「湯づかれ・湯あたり」という症状が出ると、身体はぐったりしてしまいます。お湯につかったあとは必ずベッドに横になって、身体を休めないといけません。わたしは最初、それができず、ぐったりが続くようになり、CRPが高くなりました。それで体調を見ながら、身体ごとお湯につかるのではなく「足湯」をしてもらったりしました。
 わたしは立ち上がれない状態でしたので、プールにはリフトで入れてもらってました。歩ける人は、階段で入れます。また、プールとは別に、銭湯みたいな浅い湯船もあった。こちらは自由にいつでも使えたようです。

・一般の湯治とは違う感じ?
 一般の湯治では、健康保険がつかえませんが、温泉病院は保険がききます。これが良いのか悪いのかわからないけど、入院したら自由はかなり限定されますね。ならば、湯治で気ままに過ごすほうが、リラックス効果が期待できるかもしれません。まだ歩けたころに泊まった宿のお風呂へいってみたら、足場が不安定でコワイし、湯船に入っちゃったら出られそうになかった(段差のせい)ので入らずにかえってきてしまいました(苦笑)。こういうことを考えたら、温泉病院のほうが安全といえますが。
 わたしほどに障害があると、湯治はぜったいできません。湯治宿はたいていバリアフリーじゃありませんから。日本はお湯の文化ですけど、いざ身体に障害がある人・車いすの人の入れるお風呂(温泉宿)というものは、稀少です。

●湯治をくり返してるリウマチの人の話
 そのかたはご高齢なのですが、1月ほどを年に3回くらい、湯治場での自炊療養をくりかえしていらっしゃいました。湯治してる間は、リウマチ痛がだいぶ和らぐそうです。でも、自宅に戻ってくると、残念ながらまた痛み出すとのことでした。

●玉川温泉へ湯治に行ったひとの体験談
 塩原病院で仲良くしてた方(当時60歳・リウマチと糖尿病あり)が、秋田県の有名な玉川温泉へ湯治で1カ月滞在したときのこと。
 玉川温泉は、ガンが治った、難病・リウマチが治ったとかの、実証例がたくさんある温泉場だそうです。治りたい一心で、その方は元旦に電話予約(1年先まですぐに埋まるそうで)、秋頃にお出かけになりました。玉川温泉には、湯治のための宿泊施設があり、入浴だけでなく、岩盤浴がなお効き目が高いとのこと。岩盤までは足場が悪く、岩がごろつくような山場を歩いて行って、岩盤上にシートを敷いて寝そべって過ごすのが基本、あったかくて気持ちがよいそうです。お風呂は足を入れたとたんピリッとくるような感じで、半月もしたら、足(内脛)が真っ赤にただれだし、湯につけるのも苦痛で、針で突き刺されてる痛み。これは悪いものが身体から出てきてるので良い徴候といわれたけど、耐えきれない痛みだったそう。ベッドから起きあがれないほどになってしまったので、ついにあきらめて帰宅。おみやげにと、温泉水をペットボトルにいれて、わたしにくださいました。
 これは誰でもこうなるのではなく、人によって反応はさまざまと思います。でもとにかく、高いエネルギーを発してる場所は、効果も高いぶん、こちらのエネルギーもかなり消耗するのかなと、わたくし勝手に想像してしまいました。体力が衰えてるときは考えもの。1カ月で引き揚げてきたのは正解でしょうね。塩原の熱い湯でのぼせちゃうわたくしには、玉川温泉って、なんか、命がけっぽいな。命かけて治りたい!ってくらいの意気込み、大切かも知れないけど……。






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最終更新日  2006.04.18 18:58:33 コメント(4) | コメントを書く
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