Rheumatic diary

Rheumatic diary

2007.03.23
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カテゴリ: パソコン&仕事



 さて、いつぞやゲストのせんせーに、わたしの仕事がどんなもんであるのかご質問をばいただきましたので、ご回答申し上げようと思います。一言でいうならば「文字校正」ですね、はい。その前段階として、原稿を画像としてパソコンに取り込み(スキャン画像とかPDFファイルとか)、それをOCRソフトにかけてテキストに変換し、校正しながら体裁を整える、というのが一連の流れであります。ここで、聞き慣れないのは「OCRソフト」でありましょう。これはですね、「画像から文字を識別し一瞬で文字変換するソフト」と言えば、何となくお解りいただけるでしょうか。わたしが使っているのは 「e.Typist」(メディアドライブ社製) ですが、これが優れもので、ヴァージョンアップするたび認識率が高くなってきております。他社にもOCRソフトがいくつかあるんですけど、e.Typist がイチバンおりこうだと感じてます(2~3社を体験版で試したけど)。しかしです、いくらe.Typist がおりこうでも、原稿状態が悪けりゃ正しい文字に認識できませぬ。画像の中にあるゴミまで拾って律儀に文字化してしまったりするわけなんです。あ、ここで言う原稿とは、活字原稿のことでありまして、手書き原稿は除外しますね(手書き原稿はキーボード入力が主)。それから、字形の似た文字を判別できないこともあります、たとえば、「問」と「間」、数字の「0」とアルファベットの「O」とかとか…OCRが間違えるので、そういったミス文字を見つけて訂正(校正)し、拾っちゃったゴミは削除し、インデント・改行を施し、原稿どおりのテキストを作成するのが、わたしのお仕事なのであります。この仕事、単調なようでも、さまざまな分野の原稿が読めますし、間違い探しはゲームと同じ、おもしろーいのであります!

 OCR入力は、かれこれ8年近く携わってますが、わたしの環境(体力ナシ&遠出不可)でも、商売として成り立つという、ありがたい職種(と言ってイイのだろうか)。はじまりは、以前も書きましたが、グーテンベルク21にて準ボランティアとして入力したことです。これらを実績として、いざ出陣! で、初応募したJ社から仕事をいただけるようになりました。J社の担当者は、わたしに持病があり障害があることも承知の上で、見合う仕事を発注してくださる上、わざわざ栃木くんだりまで打ち合わせに来てくれたり、大阪に入院した時など出張ついでに面会に寄ってくれたり…ですね、ほんとにありがたい奇特な御方です。ここ2か月、わたしは別の依頼主をあちこち捜してみましたが、中には「応募資格」として「健康なひと」とか「家族に病人がいないこと」などと掲げてる会社もあります、はい、もちろんそんな会社は、こちらから願い下げであります。また、障害者であることを初めから相手に伝えてしまうと、ハナからはじかれる可能性もあるので、「どんなもんだい!」ってくらいチカラを証明してから、相手に知らせる(必要あらばですが)ようにしております。とにかく、理解して発注してもらえる取引を心がけるしかありませんから。

 OCRでの仕事は、かつてよりも増えつつある傾向のようです。一時はめったに求人がなかったんですが、それだけ需要もなかったということで、その背景には、OCRソフトの性能がイマイチだったこともあるのでしょう。いまや、社内の既存文書をデジタル化して保存するなりウェブ化するなり、需要が高まってきておりますゆえ、探せば仕事はいっぱいあるぞぉ~状態です。うれしいじゃありませんか、ニカッ。







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最終更新日  2007.03.23 08:50:56
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