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2026.09.19
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テーマ: 鉄道(27639)
カテゴリ: 西九州新幹線




嬉野温泉駅(うれしのおんせんえき)は佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿にあるJR九州の西九州新幹線の駅です。
西九州新幹線の停車駅の中では唯一の新幹線単独駅です。
温泉街からは北東に約1,5キロ、嬉野温泉バスセンターからは約2,2キロ離れています。

2014年(平成26年)3月、駅高架橋の土木工事に着手。
2020年(令和2年)11月、駅名を「嬉野温泉駅」に決定する。
2022年(令和4年)9月23日、西九州新幹線の開業と同日に嬉野温泉駅も開業。

相対式ホーム2面2線を有する高架駅です。
駅の目の前には道の駅「うれしの まるく」が西九州新幹線の開業にあわせてオープンしました。
新幹線駅に近接する道の駅は珍しく、「道の駅が地域の玄関口としての機能を担い、地域の魅力を最大限発揮できるよう、まちづくりを推進したい」としています。







九州にある新幹線駅では新鳥栖駅(九州国際重粒子線がん治療センター)や新玉名駅(くまもと県北病院)のすぐ近くに医療関係の建物が建てられていますね。

嬉野温泉駅は嬉野市では唯一の鉄道駅でありJRが作った駅としては嬉野市で初めての駅となります。
隣の武雄温泉駅は1895年(明治28年)に開業した駅で、最初は長崎線として早岐・佐世保方面に線路は伸びていったのですが、その頃の計画としては早岐・佐世保方面とは別の路線として武雄温泉から大村方面に線路を敷く計画があったそうです。

しかし、今では考えられない話ですが、鉄道路線が敷かれ始めた明治時代には鉄道忌避伝説が各地にあり、この嬉野温泉の関係者たちは「駅ができると、泥棒や浮浪者が増える」ということで県議や代議士まで引っ張り出して猛反対をして、鉄道と駅を拒否したといわれています。
もしこの時、嬉野温泉の関係者の人々が鉄道を拒否していなければ、武雄温泉から分岐し嬉野温泉を通り今の大村線の彼杵あたりで合流する嬉野線ができていたでしょうね。
このことは弓削信夫さんの「九州の鉄道おもしろ史」で知りました。

明治・大正・昭和 九州の鉄道おもしろ史 [ 弓削 信夫 ]


もっともこの路線は武雄温泉駅と大村線・彼杵駅を嬉野温泉経由で短絡し、併せて嬉野温泉利用客の輸送を担うことを目的として1942年(昭和17年)4月より国鉄が嬉野線としてバスの運行を開始させました。
私は一度だけこのバスの嬉野線に乗ったことがありますが、武雄温泉から嬉野温泉までは数人のお客さんがいてそれなりの乗り降りがありましたが、嬉野温泉から大村線の彼杵駅までは自分ともう一人しか乗っていなく、山道が続いていた感じです。
西九州新幹線とほぼかぶるルートといってよいでしょうね。

また、明治時代に鉄道を拒否した嬉野温泉の人々ですが、さすがに鉄道誘致に反対し失敗したと思ったのが、その後、肥前電気鉄道(路面電車)や祐徳軌道(軽便鉄道)を嬉野で走らせていた時期がありますが、いずれも戦前の1931年(昭和6年)に廃止されました。
嬉野市は2006年(平成18年)1月、いわゆる平成の大合併の時期に嬉野町・塩田町が新設合併・市制施行し嬉野市が発足したのですが、肥前電気鉄道が嬉野町から塩田町を走り、祐徳軌道が武雄町から塩田町を経由して鹿島町をつないだ鉄道路線と考えて良いでしょう。

武雄に九州鉄道の路線が引かれたのが1895年(明治28年)、明治の中頃ですので、10年も経てば鉄道の良さが嬉野周辺の人もわかって、やはり自分たちの町にも鉄道路線を敷きたいと思ったのでしょうね。

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最終更新日  2026.09.19 15:10:43
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