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2009.09.28
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窮地

四面楚歌…

そんな言葉たちが手を繋いでグルグルしていた。

可笑しい?



全然!

そんなゆるい状況では全くなかった。


+*+

私は、2人の下級生を連れて、その場から逃げることを決意した…

まわりを窺いながら、多分得体の知れないものだろうが
それに見つからないように、校舎の上から下へと移動を始めた。
静かに!とゼスチャーで何度も注意するのに
下級生の1人は、時折「カーン」と金属音を鳴らす。
絶望とまではいかないが、心の何処かで諦めに似た感情が支配し始めていた。
でも、どうやら階下まで、無事に到達したようだ。

事務室のような部屋に身を潜める。

私は、2人に「確証はないけど、ここなら少しだけ時間が稼げるかも…」と言い残し
再び決意して、ひとりその場から離れた。



+*+



向かったのは校庭の外れにある建物。


マユミ、アキオ、テツヤ。

他にもいたのかもしれないが、視界には3人しか映らなかった。

そこを昔から牛耳っているのはマユミだ。
相変わらず、アキオもテツヤもマユミの傍にいるんだ…とほくそ笑んだ。

アキオが私に気付いて表情を変えた。

狼狽えるアキオとテツヤとは対照的に
マユミは、落ち着き払って言った。

「何の用?あんたがこんなところまでのこのこ来るなんて?」


私とマユミは対立している二派、それぞれのトップだった。


そのマユミに、私は頭を下げに来ていた。











(つづく)





+*+

~影響を受けたと予想されるもの一覧~

キング・オブ・コント

ロングレッグマン

ゴルゴ13








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Last updated  2009.09.28 06:29:01
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