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夜勤明けの開放感のままに中庭に直行。昨夜の雨で立て込んでいる池の彼方此方に目を凝らしていると「とうとう、生まれましたよー」なにがって?勿論「蛙の赤ちゃん」です。
「ほー。昨日はまだ生まれていなかったのに」と、Kさんが顔中で笑いながら近付いてきた。黄色に変色した葉っぱの上や、池の縁にごにょごにょとまるで「シラス」を黒くしたような形のものが蠢いている「えーこんなに小さいのー?」と私。
「そうだよ、おたまじゃくしのミニだよ!」そう言いながらKさんは網で掬って「ああ、良かった良かった、今年は早かったねえー。今日孵ったと書いておこう。」自分に言い聞かせるようにぽそりという。
「ほら!ちゃんと頭が有るだろう?」私に説明しながら「かわいいねえー、よしよし…」そう言いながらゆるやかに池に戻す。
「鯉に食べられないの?」と私。「金魚の卵は食べるけど、蛙の卵はどうかなー。孵化すると食べないんだよ。口の中に入っても出すし、2回目に入ったときは長かったので心配したけど、ちゃんと出してくれたよ。池をきれいにしてあげなくちゃあ…」そう言いつつ網に引っかかった「ダテカンバ」のみみずのような花を掬っては捨てている。
「まだまだ無事に育ってくれるか心配でねえ…」とKさん。まあ!孫育てをしているみたい!。本日は晴天なり。夜勤明けの私の疲れはいっぺんに吹っ飛んでしまった。るんるん♪♪
おたまじゃくしむかしむかしの陽をつれて 櫻井博道(新版・俳句歳時記)所収

今朝撮したばかりの中庭のつつじです。