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吟行地の大山は丹沢山地の南東部に位置し、標高1245,6m。古くから山岳信仰の場として多くの修験者を集めているという。本日の参加者は20名。天候にも恵まれて俳句大好き人間ばかりを乗せたバスは順調に進み、10時半頃には予定の駐車場に付く。
目的地の「阿夫利神社(あふりじんじゃ)」は雨乞いの神としても知られているそうだが、急勾配の石段を15分ほど登り、ケーブルカーに乗って社殿に着くと、受験絵馬やおみくじが所狭しとぶら下がっていた。
下りのケーブルカーは小さな駅で途中下車し、ケーブルカーの上の歩道橋を渡り、山道を曲がり込むと「かわらけ」があって、以下のことが書かれていた。
1、投げて厄おとし
2、かわらけ(土器)を砕いて厄を払い
3,的を通して願いが叶います。
早速各自が願いを込めて、谷底に輪になっている的をめがけて投げてみるのだが、なかなか巧くはいかない。「これは上向きに投げた方がいいよ!」、「だめだよ!もっと遠くをめがけて投げないと!」と工夫を懲らすが、願い事はそう易々と叶うものではないらしい。
天高し厄除けの谷深ければ 諏訪りんどう
石段に息は破調で残り柚子 小池 都
神泉の喉元すぎて照紅葉 倉本 岬
めまといや上の空なるその由来 古川塔子
