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今月の日帰り吟行は「聖徳記念絵画館とお台場」。
明治神宮外苑の一郭にある美術館は国会議事堂を思わせる建物で、明治天皇の業績を描いた絵画がじっしり。見上げるような絢爛豪華な絵画を見尽くした後にほっとして外に出ると、刈り終えたばかりのような植え込みが目に浸みる。あの時代の農民は多分「食うや食わず」の生活をしていただろうに…。絵画館が中心になるように沿って植えられたイチョウ並木は、黄葉はまだ始まったばかりだった。
刈り込みの冬木「皇」の字あふるるに 諏訪りんどう
外苑の菊に内なる吾が戦後 田原 俊夫
初冬の深きところに飛行船 石口 榮
続いて「ゆりかもめ」を乗り継いでお台場へ。お台場とは、東京湾埋め立て13号地北部・臨海副都心の一部。昭和54年(1979年)東京湾の海底を掘削した際の残土により埋め立てが進められたというもの。平成7年(1995年)世界都市博が中止されてより空き地だらけになっていたところが、さまざまな交通の延長により今や週末の気軽な観光地として賑わっているそうな。全てが埋め立て地の島の海辺に下りると、家族連れやカップルでびっしり。
砂浜に沿って作られた舗道はまるでペットショウのように、格好いいワンちゃんたちが往き来している。とっても可愛くて美人さんのポメラニアンに近寄って、パチリ。「この人工の島の海岸はいかが?」と、聞いたつもり。多分「知らないよ!(-_-;)」と、そっぽを向いたつもり。
