りんどうの俳句ブログ

りんどうの俳句ブログ

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りんどう21

りんどう21

カレンダー

コメント新着

たんぽぽ@ 退院 9月号の同人作品、トトロの句があって嬉…
白桃@ よかった! すぐ退院出来てよかったです。 一瞬、入…
ひろむ@ なるほど 男料理ですか。太穂先生の句に「男の厨」…
ひろむ@ 心配です ちぇりーさん、お母さんをよろしくお願い…
やまがたりんどう@ お大事にしてください ちぇりーさん りんどうさんには大変お世…

フリーページ

2008年03月31日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

こんな雨の日にもあの方は同じ所にいるのだろうか?気になって仕方が無い人がいる。

それは、昨年の12/25日のブログに書いた「同じ路地に50年」もの長い間、地元の物を売っているという千葉の叔母ちゃんのこと。気になると急に会いたくなって出掛けることにした。自転車でいけば15分ほどでいけるのだが、それでは失礼に当たる。

近道をくねくねと入り組みながら見覚えのある路地に付くと「いた!良かった!」喜ぶ私に、あの人なっこい顔がにっこり。

「今日はどうしても会いたくなって来たの!」、「あれ!あれ!」、「このトマト下さい。おいくらですか?」、「500円だよ!」、完熟トマトの5個入りを買い求めた。

「こんなに寒い日にも此処にきているの?」雨は何時しか止んでいたが、この寒さではお客さんは来ていなかった。「そうさ!日曜日と雪の日以外はね!」、「この前来たとき、ここに50年聞もいるって聞いてびっくりしたけど、何歳の時からなの?」腰回りは防寒をしているように見えたが、両手で頬を包んで寒さをしのいでいるようだった。

「34だっぺな!最初は籠をしょって一軒一軒売って歩いた。あの頃はこんなビルなんかなかったし、低い家ばっかりさ!…あと忘れたよ!…」と、何時までも傍にいたい思い。

「ふきのとう、ありますか?」、その声に我に返るとお馴染みさんらしい人が2人来ていた。「すぐ売れちゃたよ!」。お邪魔しては悪いので帰ることにした。

4人の子供を育てたという千葉の叔母ちゃんの逞しさを思うが「母は強し」である。花冷えの赤らんだ顔を、指無し手袋から出た両方の小指が鼻の辺りまで覆っていた。

         花冷えや母泣かす過去いくたびも   田中立夫(ザ・俳句歳時記)所収

白木蓮。.jpg






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年04月01日 23時29分00秒
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


花冷え  
山句都 さん
お早うございます。
私のところは、母親を亡くして8年になりますが田中さんの俳句が心にとてもしみます。
さんざ親不孝をしてしまった過去今反省をしても遅いのですよね。
今になって思うに昔の母親はとてもたくましかったですね。おやじもとても強よく優しかったのだと思います。
今の自分がとても恥ずかしいです。
今すぎもとまさとさんの唄う「吾亦紅」が心にしみてカラオケでは必ず歌います。
りんどうさんの優しさを感じさせるお話ありがとうございました。
こちらまで優しい心になれました。 (2008年04月02日 08時01分32秒)

Re:花冷え(03/31)  
りんどう21  さん
山句都さん

返事が遅くなって済みません。仕事は大幅に減らしましたが、夜勤明けです。

歳時記から選んだ俳句ですが、自分で作れなくても「他の方の作品」で感動が出来る。これが、俳句をやっている良さだと思います。

若い頃は「親の有り難さ!」って気が付かないのですけれど、歳を重ねることにいろいろ思いますよね。たまにしか更新できないブログにコメントいただき感謝しています。



(2008年04月03日 11時38分39秒)

重い荷物  
まろ0301  さん
 学生時代のこと、岡山から米子までの伯備線を各駅停車で帰ったことがあります。各駅から重い荷物を背負ったおばちゃん、おばあちゃんが乗ってきます。
 ひとしきりおしゃべりをして、またいろんな駅で下車していかれます。市場でものを売ったり、お得意様のところに行商されていたりでしょうか。
 それにしても50年!私の母とほぼ同世代です。

○人生を背負うがごとき荷物かな まろ (2008年04月04日 20時29分23秒)

Re:重い荷物(03/31)  
りんどう21  さん
まろ0301さん、わあ!うれしい。\(^O^)/

もう、おいで頂けないかと落ち込んでいました。一時いろいろとあってパソコンを開けないことがあり、ブログも更新できなかったし、だから…。

良かった!元気になれました。(*^^)v

> 学生時代のこと、岡山から米子までの伯備線を各駅停車で帰ったことがあります。各駅から重い荷物を背負ったおばちゃん、おばあちゃんが乗ってきます。
> ひとしきりおしゃべりをして、またいろんな駅で下車していかれます。市場でものを売ったり、お得意様のところに行商されていたりでしょうか。
> それにしても50年!私の母とほぼ同世代です。

◇そうでしたか!私は今でこそ通勤や出掛ける度に頻繁に電車を乗り換えますが、当時は自転車で行動できる範囲だったものですから、もう、びっくりするばかりです。それにしても、野菜は重いのに「母は強し」ですね。

>○人生を背負うがごとき荷物かな まろ

◇思いのこもった俳句を作ってくださり、本当に有り難うございました。<(_ _)>

(2008年04月04日 21時26分05秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: