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2007.12.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類


毎日来たいのに。

ホントは、
友達と一緒に遊びたいのに。

ホントは、
みんなと笑いあいたいのに。


 「さようなら!もう私は二度とここへ来ないから!」


心からの言葉ではないことは誰でも分かるし、
一時的なへそ曲げの言葉だって分かってるから、

そう言われた所長も、大人の対応

 「そんなこと言うなよ!また午後ね!」とか取り繕うような言葉は言わない。


 「さようなら!そう、それから、もうすぐお誕生日おめでとう!」


期待に反した言葉を受けた彼女。
彼女の目からは涙が滲み出ている。


泣くくらいなら、そんなこと言わなきゃいいのに。
素直になればいいのに。
素直に自分の思いを表現すればいいのに。


でも、それが思春期なんだよね。

強がった分、素直に折れるのも、
なんだかこっぱずかしくて、
なんだかかっこ悪くて、

けれども、それでもみんなにかまって欲しくて。
強がってみたり、
へそ曲げてみたり・・・


そして、そうすることで、
みんなが自分のことを愛してくれているかを確認するかのように。


思春期ならではの感情

子どもと大人の間のどちらにも所属しない宙ぶらりんな時代

何をするのも楽しいんだけど、

時折訪れる、

寂しい孤独感
わけの分からない悲壮感
友への嫉妬心
表せようのない怒り 
善と悪への葛藤      
そして、心がキューンとして・・・

自分の心なのに、
急に現われるこんな感情を
自分でコントロールするのってすごい難しい。

日々、 
悩んで、悩んで、悩んで、悩んで、悩んで。

そんな時に相談できる
そっとアドバイスをくれる 

友達・家族・先生 等々  が側にいればいいけど。


何度も何度もそんなん繰り返して、
私達は大人になっていく。

思春期は大人になるためのステップ。
彼女達は今まさにその中にいて、

ちょっとでも何かのバランスが崩れると、
全てが音を立てて崩れていってしまう。

本当に、ちょっとした、雨が降っただけで、
本当に、ちょっとした、風が吹いただけで、

今まで積み上げたブロックは崩れ、また1から開始。

でも何度崩れても、
1から積み始める。決して諦めずに。
何度も、何度も。

そうして、ブロックが積みあがった時。
それが大人になった証拠。


そんな繊細な時期の子ども達と接していると、
時に難しいと思うこともしばしば。

そして、扱いには採算にわたって注意しなきゃいけないなと。

もう子どもじゃないんだから!

そうそう。私自身も大分思春期は大変だったからね。
まぁ両親はそんな扱いにくい私をもっと大変に思っただろうけど。

自分が大変な思春期を過ごした分、
彼女達の気持ちが痛いくらい分かるんだよね。
自分ではどうにもコントロールできない感情とかね。




冒頭の言葉を発した彼女の家に今日はお昼ご馳走になった。


それから彼女とじっくり話す。

彼女の親友である優等生の彼女の話をする。

彼女がへそを曲げてるだけなのが分かる。
私達からみれば
「そんな対したことないことで、なぁんでそこまで頑固に言い張るのか・・・」

まぁ、
そうは言っても、彼女にとってみれば重大なこと。
そんなこと~なぁんて言ったら怒られちゃう。


それでもいつものようになだめてみたりすかしてみたり。

けれども、なかなか頑固な彼女。
今回ばかりがガンとして動かない。これには私もまいったまいった!


もう直接話し合わせるしかないなと思い、
彼女に、今から彼女の親友の優等生の家に行こうと誘ってみる。

答えはもちろん「NO!」

そうは言っても、半ば強引に彼女を引っ張り連れて歩く。

彼女の家へ到着。


優等生の彼女は涼しい顔。
ちょうど時間なので、青年の家に行こうと提案。

2人を引き連れて青年の家へ。

道中、ムスッとした彼女といつも通りの優等生の彼女。

このままでは埒があかないので、
私の部屋に2人を座らせ、他の人を全員外に出し、
私と3人で話し合う。


子どもだましのような言葉じゃ納得しない。
私が少し話した後に、
優等生の彼女が口を開く。

 「今、彼女が私と口を利きたくないって言うのは、大変な問題じゃないの。それよりも、彼女がどうしてああいう行動をとったのか、それを聞きたい」と。


今まで、ちっちゃいケンカはよくしてる彼女達。
その都度、理由はどうあれ互いに「ごめんなさい」をして、「あなたは私の親友だから!」でことは解決していた。


けれども、今回は一歩進んでる!

いつもの子どもだましのような、「ごめんなさい」だけでは終れない。

理由を聞いて、
根本的解決を望んだのだ。

「あぁ!大人になったなぁぁぁ」と感心する私。


その問いに対し、いろんな思いが込み上げてきたのだろう、
大きな瞳からボロボロと涙をこぼす彼女。


しばしの沈黙の後、
2人の言い合いがはじまった。

まぁ、これは売り言葉に買い言葉みたいなもんで。

それでも、お互い思ってることを、
思いっきり言い合うってすごい大事なことだと思うよね。

繰り広げられる言い合いに、
半分くらいしか理解できていない私に見守られ(笑)

30分は言い合いしてたかな。


お互いそれぞれ言い合ったところで、少しの沈黙。
もうどっちからも言葉がでない。

「他にまだ言いたいことある?」
と聞くと、
両者から、
「もうないわ」
と。

「あなた達は今自分達の思ってることを全て話して、相手の思ってることを全て聞いたでしょ!さぁ、これからあなた達はどうする?」

と問いかけると。

沈黙。
ボタッボタッ・・・っていう大粒の涙が落ちる音だけが部屋に響く。

「みんなあなた達のことが大好きだし、
2人がいない青年の家なんて考えられないわ。ホントにみんなそう思ってるのよ!
そして、あなたは1人しかいない。そしてあなたも1人しかいない。
お互い代わりの人はいないわけで、
大事な大事なそのたった一人しかいない彼女をあなたは失うことをしてはならないし、
彼女もたった1人しかいないあなたを失うことはしたくないのよ。さぁ!」

お互いの手をとり合わせると。


「ごめんね」とワァワァなく彼女を、そっと抱きしめる優等生の彼女。
ほっぺにチュッチュッで一件落着。


つたない言葉でも、
私の真剣な思いは伝わったみたい!!!

ふぅ。
安心して、ホッとして、
思わず腰が抜ける私。

それをみて笑う彼女達。

やっぱり笑ってる顔が一番だよね!!!


そうそう、さっきの言葉ね。
日頃、よく女の子達が私に言ってくれる嬉しい嬉しい言葉なんだ。

私が躓いたり、熱いもの触ったりすると、

「気をつけて!! 私達は、Imane(←私)をたくさん持ってるわけじゃないんだから!!!Imaneは1人しかいないんだからね。変わりはいないんだから!!!」

ってね。
ただ躓いただけで、死ぬわけでもないし~んなおおげさなぁ!といいつつも、そんなこといってくれるなんてホントに嬉しいよね。

いつも言ってもらってる分、私も言ってみました!


人を友達を大事に思う気持ちをこれからも忘れないで欲しいな。
また1歩大人の階段を登った女の子達でした!



onnaniko.JPG





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Last updated  2007.12.30 07:50:57
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