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2007.12.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類

誰にでも優しくて、

気立てが良くて、

頭が良くて、賢くて、

歌がとても上手で、

リズム感がよくて、

何でもできて、

気が利いて、

聞きわけがよくて、

礼儀正しくて・・・


そんな彼女はいつもたくさんの友達に囲まれている。

大人の私から見ても、
「スゴイな!」と思うくらい大人な考えを持っていて。

とても14歳とは思えない。

そんな優等生の彼女に危機がおとずれた。
それも本人のせいではなく、周りの大人のせいで。



そう、
私のモロッコ人の嫌なところは、

「すぐに比べ、いいものだけをいいとするところ。」

例えば、音楽会を催したいとする。
 歌の上手な子Aとそうでない子Bがいれば、

私は、AもBも同じ回数歌わせたいと思う。同じ回数の出番を与えるだろう。
Bが歌が上手でなければ、一緒に何度も何度も練習するだろうし、
逆に、そういう舞台に立って、練習した成果を発揮するっていう経験をして欲しいと思う。

けど、モロッコ式にいくと、
Aの出番が9回あって、Bの出番が1回、あるいは出番がないか・・・
大げさにいえばこんな感じ。

この考えは、気に入らないんだよね。

どの子も同じ。
金子みすずさんじゃないけど、
 「みんなちがってみんないい」

SMAPじゃないけど、
 「No1じゃなくてもいい。もともと特別なOnly1」

だから、発表会をやっても、
いっつも、
同じ子ばっかりが出演し、センターに立っている。


そして、今回、
詳しいいきさつはよく知らないんだけど、

たまたま、1人の指導員(モハイヤムで一緒に働いた)がライードで里帰りしてて、
女の子達に新しい歌を教えてたんだけど、

その時に事件は勃発したみたい。


彼は、もともと、
ちょっと、特定の子ばかりだな~ と私でも思うことがあるんだけど、

案の定、歌う人に、
彼女を指名!

周りの女の子達にとってみれば、
 「なんでいつも彼女ばっかり!」

彼は、
 「だって、彼女は上手に歌えるから。そんなに言うんだったら、ほらキミ歌ってみなよ。」


そんなん言われたら、誰も歌えないよね。


彼女のいつもの大人の振る舞いに、
彼女が14歳だということをついつい忘れてしまうんだけど。

そう、彼女が14歳なら、
周りの友達も13歳~15歳。

あぁ!!!
なんとも思春期真っ只中ではないですか!!!

こっちの子って、
大人びてるから、もっと大人に見えるんだけど、
やっぱり、心は思春期の日本の子と変わらないのね。

思春期真っ只中、多感な時で、
嫉みだって、ケンカだって、悪口だっていう、そんなお年頃。

私だって、思春期を過ごしてきたからね、知ってるよ!


何でもできる、そんな彼女が、
嫉まれてしまったわけだ。

しかも間の悪いことに、
周りの子が嫉んだ挙句、彼女のいないところで、彼女の悪口を言ってて、
それを偶然、彼女が聞いてしまったとのこと。


それが一昨日の出来事。

3日目の今日。
以前、ことは解決しておらず、
嫉んだ女の子達は、彼女と全く口を利かないし、
中学校内でもそうらしい。


彼女には本当に何の原因もなくて、
悪いのは理解のない周りの大人。

今の彼女をみていると不憫でならない。

何より、嫉んだ女の子達の中心にいるのは、
彼女の一番の親友。
いつもいつもいーーーつも彼女と一緒にいて、一緒に笑い、一緒に泣き、
お互い双子のような存在。


彼女もそれを一番気にしていた。


「解決策は絶対あるから、見つけよう!」と心配する私に、
「解決策なんてないわ。私は大丈夫だから。」と、心配をかけまいと強がる彼女。

ぜーーーんぜん、大丈夫なんかじゃない!!!


ってか、彼女には何の原因もないのに、
なーーーんで、こんなことになるのか。
何が悪いのか、ビックリするくらいみんな気付いてないんだよね。


彼女が友達に悪口を言われる必要も、
仲間はずれにされる必要も、まぁぁぁったくないんだよね。


それなのに、
彼女は、この状況をなんとなく受け入れてて。

いや、ちがうって!
「あなたは、何にもわるくないんですよ!!」

こういう時に、つたない語学が仇となる。。。
ほんとに悔しい。

ホントは両者をじっくり話し合わせ、
私も彼女達に言いたいこと、教えたいこと、伝えたいことはいっぱいあるんだけど、
そして仲直りしてほしいんだけど、、、

こういう時に言いたいこと全てがスラスラ~って出てくればいいんだけど。
悔しいかな、私の語学はそんなレベルに達してない。



いつも私を助けてくれる彼女の為に、

今は、私が彼女の力になるときなのにね。
情けないかな。今は彼女の話を聞いてあげることしかできなくて。。。

私はここで、プログラムやアイディアを提供することはできるけど、精神面のケアが一番の難題・・・

いつか、所長が言ってたっけ。

「ここは、青年の家。学校でも、地区センターでもない。家なんだ!ここにいる僕達はみんなファミリーなんだ。遊びに来る子ども達に、ただ、遊びを教えるだけじゃなくて、僕達は時に、父・母親になったり、時には兄・姉の立場になったりして、大事なことをその都度教えていかなきゃならないんだ!」って。

そう、まさに、今、その時。

彼女にとって、頼りになれる存在になれれば・・・




そう、必ず解決策はあるもんね。

今日は、彼女の家でお昼をご馳走になってきた。
明日は、彼女の一番の親友の家に招かれている!

私も普段、青年の家では、いろいろプログラムがあって、
特定の子とゆっくり話し込むことがなかなかできないんだけど、

明日は絶好のチャンス!!
じっくり、じっくり、彼女の一番の親友と話したい。

ki.JPG


(↑見上げると、木の上には白い鳥(鳩)でいっぱい。みんな仲良く暮らしてる!)






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Last updated  2007.12.29 08:58:36
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