折々に思う

折々に思う

2017.12.18
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カテゴリ: 日誌
プライドが高いと、所見も間違うことも

公共放送の「子ども電話相談」だった。
たまたま聴いてしまった。
ある方がお孫さんのADHDについて相談されていた。
回答者は著名な精神科医。
医師は言う。
「10歳から11歳の小学校高学年になると多動傾向はなくなりますから大丈夫です。」
「集中力もついていきます。今でも好きな事には集中してやれますね。」と。
その場しのぎの話をされていた。

医師は発達障がいに自分の固定した考えを押し付けていた。
残念ながら言葉遣いは優しいが、
臨床をあまりしない評論家になっていた。
よく出演しているTVワイド番組のコメンテーターを、
主な仕事をしているだけではと感じた。
これでは相談されても得るもの参考出来るものは無いのでは?
さらに、
医師は「ADHDには良くお話を聞いてあげましょう。」と。
不幸ですね、
発達障がいの臨床をしていない方に相談すると、
余計混乱したままとなる。

そしてこういうプライドだけが高くなっていると、
「これでいいのか」と自らを問わない。

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最終更新日  2017.12.18 03:28:54
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