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Mar 13, 2006
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カテゴリ: サッカー

 イタリアの代名詞それは「カテナチオ」だろう。これは守備組織のことだ。確かに、カテナチオで守り抜くのも一つのサッカーなのかもしれない…しかし、サッカーは得点を取らなければ勝てない。イタリアは何故数多くの勝利を収め、W杯の度に優勝候補に挙げられているのか…それは、イタリアには天性の攻撃センスを持った選手が数多くいたからである。そんな彼等はナンバー10を継承し、イタリアの攻撃を支えてきた。
 まずは、ロベルト・バッジョだろう。彼は数多くのスーパープレーで私達を魅了し、惜しまれながら引退した。怪我と戦いながらも懸命にプレーする姿はこれからも語り継がれることだろう。僕が彼のプレーを初めて見たのは、90年のW杯だった。ハーフェーラインからドリブルで何人も抜き去り決めたゴールは圧巻だった。そして、94年のW杯。何度も足を攣ってしまい極限状態になりながらプレーしていた。決勝トーナメント1回戦のナイジェリア戦で決めたゴールは正にイタリアを救うゴールだった。それからも貴重なゴールを叩き出し、決勝の舞台まで、駒を進めた。しかし…その後の出来事は皆さんもご存知だろう。悲劇のヒーローになってしまった瞬間である。
 それから、クラブチームでは、デルピエロの台頭もあり、ユベントスを出てミランに移籍したがベンチを暖める時間が多くなっていった。このままでは次のW杯は出れないのではないか…誰もがそう思った。しかし、この後の彼の決断が復活の狼煙となる。ボローニャに移籍したのだ。ビッグクラブを離れるのは抵抗があっただろうが、良い決断だった事は間違いない。98年W杯。彼は元気な姿を世界中のファンに見せてくれた。そして、インテル、ブレシアを経て彼は引退した。今尚、復帰待望論が巻き起こる程の人気振りだ。それだけ彼は印象に残るプレーヤーだった。
 次にイタリアの“10”を背負った男。デルピエロだ。彼もまたファンタジスタだ。左45度から絶対ゴールを奪うことから、そのゾーンをデルピエロゾーンと命名されたぐらいである。しかし、彼はインパクトある結果を残せていない。W杯においては尚更だ。また、未だに薬物使用疑惑が残っていることもマイナスポイントだ…しかし、ファンからの支持は絶大である。ユベントスでも今シーズンは好調を維持している。今回のW杯のメンバー入りは確実だろう。しかし、ナンバー10を背負うのは次に紹介する選手だろう。
 ローマの王子…トッティだ。僕は歴代のナンバー10の中で彼は1番ではないかと思っている。それはテクニックはもちろん、スピードがあり、フィジカルも強いからだ。日韓W杯では、審判の不可解なジャッジにより、本来の姿を見せることができなかったが、今回のW杯は活躍してくれるだろう。しかし、心配なのは怪我の状態である。W杯には間に合うと思うが、どこまでコンディッションを上げて来れるかがポイントになってくるだろう。だが、彼がイタリアの攻撃のキーマンであることは間違いない。
 長々と述べてきたように、イタリアはカテナチオだけではない。これだけたくさんの偉大な攻撃の選手がいる。今回のW杯もおそらくトッティがナンバー10だろう。サッカーファンの皆さんは伝統的なカテナチオだけでなく、伝統のナンバー10にも関心を持ち、イタリアに注目してもらいたい。そして、次の世代は誰がナンバー10を背負うのかと考えながらセリエAを見ると益々サッカーがおもしろくなること間違いなしだ!!





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Last updated  Mar 14, 2006 01:56:41 AM コメントを書く
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