【六弦晩歌。】

【六弦晩歌。】

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ぶっだろっく

ぶっだろっく

Freepage List

2005/08/23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 ひとつの仮定として存在する君がいる
そのオリオンの星の底辺に位置する
 彼女の玉座は艶やかな輝きを目に落とし
幾学模様に広がるエーテル光素は
 私の六感に作用する

   使いに出した小僧は、もくもくと増える入道雲の中へ
   草履と茶の包みを残して、雷をがらがらと鳴らす

その光は君のあふれた涙かも知れない

   えぇ ちょうど前にその通りを横切っていかれました


 物質的融合との散歩はその原子を喰らい
糧となる故の存在な君
 玉座を奪おうとする輩の背後は
冷たい雨と虹の輪が広がって
 私はどうしても手にとりたくなる


 往々とした言葉の影に
オリオンの雫が降り注ぐ
 あぁ 影も無く形もないが
ずっしりと香り立つ存在な君よ
 どんなにも怒れる天狗様の一徹が下ろうと
母と父との命を喰らう鬼神が降りようと

己が洋琴の爪弾きを
 放棄することはない








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/08/24 05:58:09 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Comments

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 <small> <a hre…
LSD@SEKI@ Re:六弦挽歌(08/19) あれ? ここに書くのか? ・・・・・・…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: