リスト:
1.2005 / Domaine Ponsot / Gevrey Chambertin Cuvee l'abeille
2.2005 / Domaine Ponsot / Clos de vougeot Cuvee Vieilles Vignes
3.2005 / Domaine Emmanuel Rouget / Vosne-Romanee
4.2005 / Domaine Armand Rousseau / Chambertin
感想:
偉大な2005。期待のドメーヌです。
1.2005 / Domaine Ponsot / Gevrey Chambertin Cuvee l'abeille
さてまずはポンソから。
白状しますとこれまでポンソは1回しか飲んだことがありません。
86グリオットです。
そのときは微妙だな・・という感想でした。
それで避けてきたのですが、評判を聞くにつれ気になっていました。
香・味わいのほうは、・・・・ん????。
微妙。
2.2005 / Domaine Ponsot / Clos de vougeot Cuvee Vieilles Vignes
正直にソムリエにその旨を告げました。
ちょっと難しい顔をして
「確かに下のクラスから上位クラスを推測するという手もありますが、
ポンソの場合上のクラスからという手もありますよ。」
といいつつ、2をソムリエが試飲。どうですかと聞いても難しい顔をされるだけで
うんともすんとも言わない。ここでポンソの真価を白黒付けたいと思っていたので、
あえて行ってみました。
グラスに注がれた色は黒々していて、その旨をソムリエに伝えると
「通常薄いんですよ」とのこと。
その香は村名と同じく梅を感じるのですが、そのほかにもっと強く主張するものがあり、苦手でした。
反芻しつつ帰宅し、あの香は何だったのだろうと思っていました。
そうして一番近い表現に気づいたのは、
『納豆ご飯(ver暖かいご飯)の香』
でした。
それはこのグランクリュのみならず、1の村名に共通してありました。
自分としては好みに合わないので買わなくて良かったと思っています。
3.2005 / Domaine Emmanuel Rouget / Vosne-Romanee
本命です。
ジャイエが好きで、ルジェにも頑張ってほしいと思っています。
以前ジャイエのリッシュブールと同時に飲んだルジェのサビーニレボーヌ99は
状態の宜しくなかったであろうリッシュブールよりジャイエらしかった印象、
カレーのスパイス香、おだしの香、花の香
でした。
このワインは、すごかった・・・
ソムリエも「今回抜栓したもので(今飲んで)一番でしたね。」と認めていました。
これまで飲んだワインでこれほどすごい村名は飲んだことがなかった。
構成は、香水のような香と薄い味わいで、非常に明るい、華々しいワインです。
喩えるなら騎士のような凛としたイメージ。
香の要素はバラ、チェリー、ムスク、ユリ。まさに香水。
味わいは最初から最後まであくまで滑らかで、
前半部分は香のすごさに圧倒されたのと楽しみすぎたので分かりませんでしたが、
バックテイストはなぜか焼酎でした。
多分こういう果実味が弱いところがWAの減点対象だったのではないでしょうか。
香、味わいにジャイエの特徴を微塵にも感じませんでした。
地元のワイン屋さんが「ルジェ/クロパラントゥー1990は妖艶な香水だった」と言われて
ましたが、正にイメージがかぶりました。
自分の知っているジャイエとはイメージが違いますが、こういうルジェ、いいですね。
偉大なワインのみが持つ個性を有していました。
参考:Wine Advocate No.171 Jun 2007
A blend from five parcels, Rouget’s 2005 Vosne-Romanee offers a lovely, sweet scent of black fruits and flowers
, incense, cumin and nutmeg. There is a striking palate counterpoint between brightly fresh black raspberry, cherry, and a creaminess of texture and caramelization of oak
, finishing with beautiful, pure sweetness of black fruit liberally spiced and subtly underlain with chalk
. You’d be hard pressed to find a more pristine or effusive village Vosne. One scarcely notices the structure, although I think it’s there. This is a case of “drink it now or drink it later” you can’t lose.
(91-93)David Schildknecht
結構Davidさんと印象が近いように思います。
4.2005 / Domaine Armand Rousseau / Chambertin
ブドウジュースに由来する香、味わいが前面に出ています。
それでもその奥に隠しきれない美しい構成があり人を連れて行きます。
これがPP96-98、タンザー96(+?)、ベタン・ドゥソーヴ19.5、RWG95+~97
のポテンシャルというものでしょうか。
この時点でどこまですごくなるのか分かりません。そんなワインでした。

裏GVL 2008年04月28日
レア!ワイン会2008年4月会 2008年04月21日
大御所の会GVL 2008年04月06日