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苦みばしった兄の口から病院での結果報告があった。
検査は10点中3点。ただ、Drの前では格好をつけて話す本人にまいってしまったそうだ。
「忙しくってボーっとしてる暇もありませんし、お昼寝なんてしたことありません。」
「テレビを観てボーっとしたいくらいです」なんて・・・
オ~イ、オ~イ、そんな嘘ならべてどうするんだ~
検査室から出てきたときも「バカにしてるわ。あんな簡単なテストなんて私ができないと思ってるのかしらね。来る所間違えたわよ」なんて・・・そこまで言って3点だったことに
兄はショックだったそうだ。
3日間一緒に居てくれた叔母にお礼の電話をかけたら
「あんたの苦労がわかったわよ。ひどいもんだね・・・」
叔母は母の不平不満に頭にきたそうだ。
「すべてが人のせいで、自分がすべて正しいと思っているわ。あの人は誰も信用してないんだって感じたわ」
それは、ここ数ヶ月で私も感じていたことだった。
帰宅しても東京でのお土産話は出てこない。
叔母と一緒に行ったコンサートのことも、食事のことも、何も話がでてこない。
それよりも、叔母にしてもらったことも自分が自らやったことになってる。
たぶん数日たてば、東京でのすべてのことが記憶の中から薄れていくのであろう。
「思わず姉ちゃんのこと怒鳴りつけたわよ。プライドが高いというか性格がひねくれてるというか。だけど、そんなことも次の日には忘れてるんだとわかったわ」そう言いながら
叔母はため息しかでなかった。
ここ数ヶ月の母は幼いころから自分がやりたかったことの恨みつらみを私にぶつけてくる。
時には泣いて訴える。そして、父・兄への不満。
もちろん、私のことは本人を目の前にして言わないが・・・叔母には山ほど言ったそうだ。
そんなことは想像できたので驚きはしないが、ただ寂しく感じる。
今、従業員も増え仕事も暇なため私は実家で両親と過ごす時間をもつことにしている。
それはある面でストレスがたまることだけど、私が居なければ父も母もケンカばかりになるのだから・・・
でも、勉強だと感じる。
母を相手に話してると言葉を選ぶ練習ができる。
じっと話を聞く練習ができる。
物事の捉え方を考える。
日々、疲れはするけど学ぶべきことが多いことを感じる。
こんな状態のままがいつまでも続くわけがないだろ。
今よりももっと大変なことになることは目に見えてわかってる。
学ぶべきことが多いなんてのんきなことを言っていられるのも今だからだろう。
さあ、これからどうなっていくんだろう。
覚悟だけはしておかなければ・・・・