こんぱすコーチの全方位日記

カレンダー

カテゴリ

ファシリテーション

(2)

キーワードサーチ

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全3336件)

過去の記事 >

2007年08月01日

８月に入りました。

僕は太平洋戦争（当時：大東亜戦争）の
体験者ではありません。
僕の親が子供だった頃のできごとなので
当然といえば当然です。

でも子供の頃に衝撃的な体験をした両親の話は、
体験していない僕にとっても生々しいものです。

この体験話は、できる限り引き継いで

２年前、理解できる年頃になった息子を連れて、
世界で初めての被爆地となった広島を訪れたのも、
そういう気持ちがあったからでした。

彼らは、被爆者の悲惨な写真を見てどう感じたか、
それはわかりません。
ニュアンスの違い、温度差。
当然それはあると思います。

でも、60年前にそういう悲惨な事実があったことだけは、
彼らにも知っておいてほしい。

だからこそ、当時の遺構を保存する意義はあると思うのです。

ブログにリンクしてくださっている千葉のshocotaさん
千葉の検見川（けみがわ）無線局跡を遺構として残しては？
と提案をされています。
この無線局は、「真珠湾攻撃」の際、
「ニイタカヤマノボレ」という暗号を発信した場所として
知られています。

悲惨きわまりない太平洋戦争の緒戦のシンボルなのです。
これを後世に語り継ぐため、保存しない手はありません。

しかし地元自治体では、区画整理を理由に
近い将来、この建物を取り壊すことにしているとか。

調べていくと、過去にもこの遺構を保存するために
活動している方がけっこうおられましたが、
結局、途中で力尽きているのが現実です。

何とか、保存のきっかけができれば、
そして後世に戦争の悲惨さを伝える象徴になれば。

そんな思いで、2007年の８月を迎えています。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう