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「あれ…写真と全然違う…。」

チェックインして最初のひと言がこれだと、旅のテンションって一気に下がりますよね。

私も昔、箱根の温泉旅館でこれをやってしまったことがあります。

写真では露天風呂からの眺めが最高そうに見えたのに、実際は手すりと壁で景色はほぼゼロでした。

しかも部屋の壁が薄くて、隣の部屋の笑い声まで丸聞こえでした。

あとで落ち着いて 楽天トラベル の口コミを読み直してみたら、「景色はあまり見えません」「壁が薄めで音が気になるかも」というコメントが、ちゃんと書かれていたんです。

あのとき、予約前に口コミを10分だけでも読んでいたら、防げた失敗でした。

一方で、同じく 楽天トラベル の口コミを読み込みまくって選んだ、金沢の小さな町家宿があります。

口コミには「おかえりって言ってもらえるあったかさ」「朝ごはんの味噌汁の香りで目が覚めて幸せ」と書かれていました。

実際に泊まってみたら、本当に“ただいま”と言いたくなる空気で、雨の音まで心地よく感じるくらい落ち着きました。

そのとき、「口コミを味方につければ、旅の満足度ってこんなに違うんだ」と心から実感しました。

結論から言うと、 楽天トラベル で宿を選ぶときは、写真や料金だけで決めるのではなく、「口コミ」を軸に宿を絞るだけで、失敗する確率は驚くほど減ります。

そして、少しコツを知っておくと、同じ予算でも“当たりの宿”に出会える確率がぐんと上がります。

ここでは、ツアーコンダクターとして何百件もの宿に関わってきた私が、普段 楽天トラベル で実際にやっている口コミの読み方と、キャンペーンを重ねて賢く予約する方法をお話しします。

■なぜ「口コミ重視」で選ぶと、失敗が激減するのか

まずは、「なぜ口コミにここまでこだわる必要があるのか」をはっきりさせておきたいです。

理由がわかっていると、「ちょっと面倒でも読んでおこう」と自然に思えるからです。

① 写真と現実の“すき間”を埋めてくれるのが口コミです

宿の公式写真は、いちばん映える角度と時間帯で、プロが丁寧に撮影しています。

それ自体は悪いことではないのですが、「いつもこの状態」とは限りません。 逆に、口コミにはこんな情報がそのまま乗っています。

• 実際に泊まった日の混雑具合です。
• スタッフさんの雰囲気や、声をかけやすいかどうかです。
• 夜の廊下の明るさや、周りの音の聞こえ方です。
• 「ここが最高」「ここだけちょっと残念」など、リアルなバランス感覚です。

ツアーの仕事をしていたころ、お客様から「この写真の露天風呂、実は工事中だったのね…」と残念そうに言われたことがあります。

その宿の口コミを見てみると、「現在工事中で一部利用できません」としっかり書かれていました。

写真は変わっていなくても、口コミは先に“今の状態”を教えてくれることが多いです。

② 楽天トラベルの口コミは、項目ごとに“好み”を見分けやすいです

楽天トラベル の口コミには、総合評価だけでなく、細かい項目の評価がついています。 たとえば次のような項目です。

• サービスです。
• 立地です。
• 部屋です。
• 設備・アメニティです。
• 風呂です。
• 食事（朝・夕）です。
• 清潔感です。

同じ総合★4.2の宿でも、「食事がとにかく高評価」の宿と、「駅チカで立地が最高なビジネスホテル」では、旅の印象がまったく違います。

たとえば、女子旅やカップル旅なら「サービス」「食事」「清潔感」の評価が高い宿のほうが、思い出に残りやすいです。

一方で出張なら、「立地」「部屋」「清潔感」が高い宿のほうがストレスが少ないです。

項目別の評価が見られるからこそ、 自分の旅の目的に合った“相性のいい宿”を選びやすいのが、 楽天トラベル の口コミの強みです。

③ “自分と似た人”の声を拾えば、失敗はほぼ防げます

口コミには、どんな人が利用したのか、シンプルな情報も書かれています。

• カップルです。
• 家族旅行（小さなお子さん連れなど）です。
• 一人旅です。
• ビジネスです。

ツアー中に何度も感じたのですが、同じ宿でも「誰と泊まるか」によって満足度がまるで違います。

露天風呂付き客室でも、赤ちゃん連れなら「段差の少なさ」や「お湯の調整のしやすさ」が気になります。

一人旅なら、「部屋で静かに過ごせるか」「Wi-Fiが安定しているか」が大事になります。

口コミを読むときは、 自分と同じタイプの旅行者の声を優先して読む だけで、選ぶ宿の精度がぐっと上がります。

■楽天トラベルの口コミ画面の“基本の見方”とチェック基準

ここからは、実際に 楽天トラベル の口コミを開いたときに、どこから見ていけばいいのかを順番にお話しします。

① 総合評価と件数で“ざっくりふるいにかける”

まず最初に見るのは、総合評価と口コミ件数です。 私がいつも基準にしているのは、このあたりです。

• 総合評価★4.0以上です。
• 口コミ件数50件以上（できれば100件以上）です。

総合★4.5でも、口コミが10件しかない宿は、まだ情報が少ない状態かもしれません。

逆に★3.9くらいでも、口コミが数百件ある宿は、「いろんな人が泊まる人気宿で、好みが分かれやすい」ケースが多いです。

この段階では細かい内容までは読まずに、「総合評価＋件数」で候補をサクッと半分くらいに減らすイメージです。

② 自分が重視する項目だけを見る

次に、項目別の評価をチェックします。 全部をじっくり見る必要はありません。 旅の目的ごとに、見るべき項目を決めておくとラクです。

• カップル旅・女子旅なら →「サービス」「食事」「清潔感」「風呂」です。
• 家族旅行（特に子連れ）なら →「部屋の広さ」「風呂」「清潔感」です。
• ビジネス利用なら →「立地」「部屋」「清潔感」「Wi-Fi環境（口コミの本文で確認）」です。

私が特に重視しているのは「清潔感」です。

総合★4.2で清潔感★3.6の宿と、総合★4.0でも清潔感★4.4の宿があったら、迷わず後者を選びます。

多少設備が古くても、きちんと手入れされている宿のほうが、心からくつろげることが多いからです。

③ 並び替えで“直近1年”の声をチェックする

口コミは、できるだけ新しいものから見るのがコツです。

宿は、リニューアルやスタッフの入れ替わりで雰囲気が変わることがあります。

私も、数年前は少し辛口の口コミが多かった宿が、オーナーさんの代替わりをきっかけに、今は「神対応でした」という口コミだらけになっているのを何度も見てきました。

だからこそ、まずは並び替え機能を「新しい順」にして、直近1年くらいの口コミをざっと読みます。 特にチェックしたいのは、次のような部分です。

• 「最近リニューアルされてきれいになっていました」という声があるかどうかです。
• 「以前より朝食が良くなった」「スタッフさんがとても親切になっていた」など、変化が書かれているかどうかです。
• 「人手不足なのか、チェックイン待ちが長かった」など、最近の状況がわかる一文です。

“今”の宿の空気をつかむつもりで読むと、選びやすくなります。

④ ★5と★1だけを先に読む

全部読むのは大変なので、私はまず★5と★1の口コミだけをざっと読みます。

• ★5の口コミ →「ここが良かった」「ここにまた来たい」という“推しポイント”の整理です。
• ★1の口コミ →「ここが合わなかった」「ここだけは注意」という“地雷ポイント”の確認です。

たとえば、★1の理由が「エレベーターが一基しかなく、朝は少し待ちました」なら、階段も使える人にとってはそこまで致命的ではないかもしれません。

一方で、「部屋がカビ臭かった」「掃除が雑で髪の毛が落ちていた」という口コミが何件もある宿は、清潔感重視の人にはおすすめしにくいです。

大切なのは、 自分にとって許容できるマイナスポイントかどうか を冷静に見極めることです。

⑤ ★3〜★4の“正直レビュー”でコスパ感をつかむ

意外と一番参考になるのが、★3〜★4の口コミです。

• 良かった点と気になった点を、バランスよく書いてくれていることが多いです。
• 「この金額なら大満足」「もう少し安ければ…」など、コスパ感覚が具体的にわかります。

ツアーの現場でも、「ご飯はすごく良かったけど、お部屋は普通かな」「この価格帯なら十分満足」といった声をよく聞きました。

この“ちょっとだけ不満もあるけど、総合的には満足”という感想は、むしろリアルで信頼できます。

口コミを読むときは、★5と★1で極端な部分を確認したあと、★3〜★4の声で「全体の雰囲気」と「コスパ感」をつかむのがおすすめです。



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■元ツアコンが見た「口コミを侮って失敗した例」と「口コミに救われた例」

ここからは、私が実際にツアーで経験したエピソードを交えながら、「口コミの大切さ」をもう少しリアルにお話しします。

① 口コミを見なかったせいで、夜眠れなかったバスツアー

ある夏のバスツアーで、繁忙期のために普段は使わないビジネスホテルに泊まることになりました。

写真ではシンプルだけどきれいで、「まあ大丈夫だろう」と思っていたのですが、当日になってみると、想像以上に大通りに面している建物でした。

夜になると、窓の外を走るトラックの音が絶えず聞こえ、お客様から「全然眠れなかった…」という声をたくさんいただきました。

あとで個人的に 楽天トラベル でそのホテルを検索してみると、「交通量が多く、夜も少しうるさいです」「耳栓があると安心です」と書かれた口コミがいくつも出てきました。 もし事前にこの口コミをチェックしていたら、

• 耳栓を配る準備をしておくです。
• 静かな部屋を事前リクエストしておくです。
• 場合によっては、別の宿を優先的に探すです。

こうした対策ができていたはずです。 口コミを見落とすことは、情報を捨ててしまうのと同じだと痛感しました。

② 口コミを信じて選んだ、忘れられない小さな宿

逆に、口コミのおかげで大成功した例もあります。

冬の金沢ツアーで、どうしても大人数ではなく「少人数でしっとり泊まれる宿」を探していました。

有名ホテルのほうが手配はラクですが、せっかくなら街の雰囲気を感じられる小さな宿に泊まってほしかったのです。

そこで夜な夜な 楽天トラベル の口コミを読み込み、「建物は古いけれど、とにかく女将さんの朝ごはんが最高」「帰りに玄関で『またおいでね』と言われて泣きそうになった」と書かれている町家宿を見つけました。

実際に泊まってみると、雪の夜にしんと静まり返った路地を歩き、あたたかい灯りの玄関をくぐる瞬間から、まるで物語の中に入ったような感覚でした。

朝は、湯気の立つ味噌汁と炊きたてのごはんの匂いで目が覚め、お客様から「ここはまた自分で来たい」「親を連れてきたい」という声がたくさん届きました。

口コミで書かれていた「あたたかい」「また行きたくなる」という言葉は、決して大げさではなかったと、そのとき確信しました。

■お得さも逃さない！楽天トラベルの口コミ×キャンペーン活用術

せっかくなら、「いい宿」に「お得に」泊まりたいですよね。

ここからは、口コミで宿を選んだあとに私が必ずチェックしている、お得ワザをまとめます。

① まずはトラベルクーポンをチェックする

宿を決める前に、必ず トラベルクーポン をチェックします。

• エリア限定で使えるクーポンです。
• 特定の宿だけで使える限定クーポンです。
• ○名以上で使えるグループ向けクーポンです。

こうしたクーポンがある場合、私は「クーポンが使える宿の中から、口コミの条件を満たす宿を探す」という順番で見ていきます。

同じような評価の宿が並んでいるなら、 トラベルクーポン が使える宿を優先 して選ぶだけで、数千円レベルで差が出ることもあります。

② 5と0の付く日×楽天カードでポイントUP

楽天カード を持っているなら、 5と0の付く日 は絶対にチェックしておきたい日です。

毎月「5日・10日・15日・20日・25日・30日」は、エントリーして 楽天カード で予約すると、ポイント還元率がアップします。 私の流れはいつもこうです。

• 行きたいエリアと日程を決めて、口コミで宿を3〜4件に絞ります。
• それぞれの料金と空室状況を確認します。
• 5と0の付く日 の中で、できるだけ早い日を選んで予約します。

これだけで、同じ宿・同じ料金でも、もらえるポイントがかなり変わります。

③ 楽天SPUと楽天モバイルで“普段の生活”も味方にする

ポイントを貯めるために無理をする必要はありませんが、 楽天SPU を少し意識しておくだけで、旅のたびに「思ったよりポイントが返ってきた」と感じやすくなります。 特に始めやすいのは、次の2つです。

• 楽天カード をメインカードにしておくことです。
• 楽天モバイル にして、基本のポイント倍率を底上げしておくことです。

毎月の支払いをこの2つにまとめるだけで、 楽天トラベル で予約したときのポイントが、じわじわ増えていきます。

旅行が近づくたびに「今回のポイントで、次の旅の足しができそう」と思えるのは、小さな楽しみになります。

④ 楽天スーパーセール・楽天お買い物マラソンとセットで考える

タイミングが合うなら、 楽天スーパーセール や 楽天お買い物マラソン 期間中の予約も狙い目です。

• 楽天スーパーセール 中は、旅行だけでなく日用品も一緒に買い回りしてポイントUPを狙うです。
• 楽天お買い物マラソン 中は、旅行準備品を、たとえば 楽天24 でまとめて購入して、店舗数を稼ぐです。

「旅の準備でどうせ買うもの」を、これらの期間に合わせるだけで、無理なくポイントを貯められます。

■今日からマネできる！楽天トラベルの口コミ活用5ステップ

ここまでの内容を、「そのまま真似するだけ」で宿選びが楽になる形にまとめます。

① まずは会員登録と“旅の基盤づくり”をする

まだの方は、先に 会員登録 を済ませておくのがおすすめです。 会員になっておくと、次のようなメリットがあります。

• 予約履歴やお気に入り宿を簡単に管理できることです。
• 口コミの投稿や確認がスムーズになることです。
• ポイントキャンペーンの対象になりやすくなることです。

そのうえで、できれば次の2つも整えておくと、旅がぐっとお得になります。

• 楽天カード を作っておくことです。
• 楽天モバイル など、無理のない範囲で 楽天SPU を少しだけ意識することです。

ここまでできていれば、「旅に行くたびにポイントが貯まり、ポイントが貯まるたびにまた旅に出られる」という、ちょっと嬉しい循環が作れます。

② 行きたいエリア・日程・予算でざっくり検索する

次に、 楽天トラベル の検索画面で、次の条件を入れてみます。

• エリア（例：箱根・札幌・福岡など）です。
• 日程です。
• 人数です。
• 予算（上限でOK）です。

この段階では、条件を細かくしすぎず、「良さそう」と感じた宿を10件前後ピックアップするイメージです。

ここでは写真もざっと見ますが、「絶対ここ！」と決めてしまわずに、一旦候補としてメモしておきます。

③ ピックアップした宿を、“同じ型”で比較する

候補の宿ごとに、次の順番で口コミをチェックします。

• ① 総合評価と口コミ件数を見るです。
• ② 自分の旅の目的に合う項目別評価を確認するです。
• ③ 並び替えを「新しい順」にして、直近1年の口コミをざっと読むです。
• ④ ★5と★1の口コミで、推しポイントと注意点を把握するです。
• ⑤ ★3〜★4の口コミで、コスパ感と全体の雰囲気をつかむです。

この“同じ型”で見ることで、宿どうしの比較がとてもラクになります。

感覚だけで比べると迷子になりがちですが、見る順番を決めておくと、「この宿はサービスが強い」「こっちは立地が圧倒的」など、違いがはっきり見えてきます。

④ 最後は「譲れない条件3つ」で決める

最終候補が3〜4件に絞れたら、いよいよ決めどきです。

このときに大切なのが、 自分の「譲れない条件」を3つだけ書き出すこと です。 たとえば、こんな感じです。

• 清潔感があることです。
• お風呂でしっかり疲れが取れることです。
• 朝ごはんが美味しいことです。

この3つの条件について、口コミで褒められている頻度が一番多い宿を選びます。

条件が5個も6個もあると、どの宿も完璧には当てはまらず、「どれも決め手に欠ける…」と迷い続けてしまいます。

あえて3つに絞ることで、「この旅で本当に大事にしたいこと」がはっきりして、選ぶのが一気にラクになります。

⑤ 予約ボタンを押す前に“お得チェック”を忘れない

泊まりたい宿が決まったら、最後に次の3つだけ確認します。

• トラベルクーポン が使えるかどうかです。
• 予約日が 5と0の付く日 に近いかどうかです。
• 近くに 楽天スーパーセール や 楽天お買い物マラソン の期間がないかどうかです。

もし条件が合うなら、その日に合わせて予約するだけで、同じ金額でも割引やポイントがぐっと増えます。

これが、「いい宿」と「お得」を両取りするための、最後のひと押しです。

■まとめ｜口コミを味方につければ、旅はもっと“外れなし”になる

最後に、大事なポイントをもう一度整理します。

• 写真や料金だけで決めず、口コミを軸に宿を選ぶと、失敗がぐっと減ります。
• 楽天トラベル の口コミは、項目別評価があるので、自分の旅の目的に合った宿を選びやすいです。
• ★5と★1の口コミで「推しポイント」と「注意点」を把握し、★3〜★4の口コミでコスパ感と全体の雰囲気をつかむとバランスが良いです。
• 最終的には、「譲れない条件3つ」で決めると、迷いすぎずに満足度の高い選択ができます。
• トラベルクーポン 、 5と0の付く日 、 楽天スーパーセール 、 楽天お買い物マラソン などを組み合わせれば、同じ宿でもずっとお得に泊まれます。

旅行って、行く前の「どこに泊まろうかな」と悩んでいる時間も含めて、すでに旅の一部だと私は思っています。

口コミを丁寧に読むことは、未来の自分に喜んでもらうための、ちょっとした“仕込み”の時間です。

次の旅は、ぜひ 楽天トラベル の口コミを味方にしながら、「ここにして本当に良かった」と心から思える宿を見つけてみてください。

そして、あなたが見つけた“とっておきの宿”の感想を、今度は誰かのために口コミとして残してあげてください。

その一言が、どこかの誰かの、忘れられない旅をつくるきっかけになるかもしれません。



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