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いつもデイサービスでお世話になっているところの、地域支援事業と言うことで知的障害児者を対象にした陶芸教室が開かれている。2ヶ月に1回ぐらいだが、今日は女房がお寺の掃除で行けないので私にお鉢が回ってくる。
干支の縁起物なのでウサギだ。こぶし2つ分くらいの粘土を渡され、「できるだけひねり出し(パーツに分けない)で作ってください」と言うことだが、イメージ作りにしばらくかかる。耳の長いのはわかるが、目や鼻なんてどんなだったかな?
で、私がこねまわし始めると、自閉君も写真を見ながら何かそれらしいものを作り始めた。ちょっと水をつけて割れ目になったところをふさいだりすると、同じようにまねる。 「てっちゃんすごいですね。真似ができるんですね」実のところ、人のすることを見て、同じようにすると言うのは自閉児は一般的に不得意なのである。写真を見て私もつくったが、彼のは恐竜のごとく鎧かうろこを身にまとったようなウサギになった。目も付けようとする。しかし、指で潰すのはできるのだが、加減をして団子のような球を作ると言うのはやはり下手。
「まゆ」というから「ウサギのまゆは白くて見えないから作らなくていい」と言うと何となく納得したらしい。振り向いたウサギみたいな不思議な造形になった。
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