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分析機器と言うのは情けない話だが、温度変化に非常に弱い。正月休みで1週間も止めていると再起動は慎重にやらなきゃいけない。ポンプのオイルが普段ではあり得ないほど冷えきって、再起動の負荷がものすごくかかる時がある。本当ならば部屋のエアコンで20度まで持っていき、しかる後に起動をかければいいのだが、そんなことをするには一週間かかる。その間何も出来ないでは話にならないので恐る恐るスイッチを入れるのである。
近ごろの分析機器は非常に小型化していて、どうもそれに似つかわしい周辺機器はやはり小さい。小さくて頑丈なのは機械的にあり得ない。正直壊れやすい。 液体クロマトグラフのポンプが動かなくなっていた。イオンクロマトグラフもおかしい。
クロマトグラフは分析対象の成分を分離、定性・定量をしてくれる機械で分析の仕事には不可欠とも言える装置だ。当然出荷管理にも使っていてこれが動かないと出荷が出来ない。修理時間との戦いになるが、ユーザーサイドでどうこうできるような単純なものではなく、業者との交渉頼みになる。
早く直ってくれないと!
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七詩さん
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