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第九の練習もあと1ヶ月になり、初めてオケ指揮者の指導を受けました。地元のオーケストラの指揮者なので顔は知っていたのですが、どこか変なところで見たことがあるぞ・・・とFacebookでプロフィルを見たら、なんと3月に亡くなった弟の職場の同僚でした。告別式の式場で会ったのでした。
特別支援学校の教員は弟は20年くらいになるでしょうか。はじめは中学校の数学教師として勤務していたのですが途中から特別支援学校になりました。着任した背景は知りませんが、一般の学校に比べ、生徒から解放される時間が非常に長くなったといってました。クラブ活動がないのです。これなら音楽の先生は授業さえ終わればフリーみたいなものです。道理でオーケストラの指揮者が出来る筈だ、と。
振り返って合唱指揮者は経歴を見ればピンキリですね。私自身も若い時には振っていましたし、現在の指揮者も短大から振って歌ってでしたが音楽とはあまり関係のない職に就いています。音楽では到底食って行けるレベルではありませんが、仕事の息抜きでやっている訳で、アマチュアミュージシャンはほとんどがこのパターンでしょう。
大阪音大卒のこの指揮者に話を戻します。 我々歌う方にすればその時の調が何であろうが、ほとんど気にすることはありません。正確に、外れないように音を覚えて行くだけです。移動ドで取りますから余計にどうでもいい。ところが音大で専門的に学んだ人は「華やかな感じ」「厳かな感じ」と言う風に聞き分けるんだそうで、これはどうも私のレベルでは歯がたちません。そんな話で、第九の流れがどうなっているのかを聞かせてもらいましたが半分くらいしか理解してないと思います。
最後に「初めての人が参加していてこんなに音の下がらない合唱団は珍しい」と褒めていただきました。ちなみに彼自身は歌ったことがなく、初めて歌える機会の直前にチェロを命じられたとか。
面白い人です。
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